2007年11月11日
ビジネス未来人・岡山の林原がすごい!中小企業の生きる道。
NHK教育 ビジネス未来人 2007年11月11日放送
「自由な社風が育てたバイオ企業」〜バイオ企業社長・林原健さん〜
http://www.nhk.or.jp/miraijin/bangumi/0711/11_11/index.html
本来、利益を生むことを目的としない「基礎研究」。多くの企業が敬遠するこの研究に、時間をかけて取り組み、しっかりと利益につなげている会社が、岡山市にあります。
4代目の社長、林原健(はやしばら・けん)さんです。小さな水あめメーカーを、世界的なバイオ企業に育て上げました。林原さんが大切にするのは、自由で思う存分研究に打ち込める環境作り。のびのび社員たちが、世界をあっと言わせる研究成果を、次々と生み出しています。
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岡山に住んでいる人、住んでいた人間ならほとんどの人が知っているのではないだろうか?
それが、林原グループ。
学生時代、岡山で過ごしていた私にとってはとっても馴染みのある企業でした。
ただ具体的に何をしている会社なのかはさっぱり分からず、
ただただ岡山駅周辺に広大な敷地を所有しているというのがイメージ。
あと林原美術館も有名か・・・
それが近年ではトレハロースの量産やバイオ関連の研究成果で世界企業とも言われているらしい。
林原は、明治16年の創業で元々は、水あめの製造業を営んでいたという。
先代の時に水あめで日本最大メーカーになって、そのときに不動産を所有したり・・・
事業の拡大をしだしたそうな。
それで水あめがだめになったときに、現在の社長がでんぷんの研究に乗り出して数々の特許を取得したと。
面白いのは、林原社長の理念が
大企業にできないことをやるのが中小企業の生きる方法という発想にある点だ。
上場しない中小企業であれば、社長の交代がないので
ひとつのテーマに長期間で取り組んで成果をじっくり待つことができるし、副産物が期待できるという。
また変わっているのは、社員の9割が縁故入社だということ。
地元の人材を育てる、人の紹介による縁故入社を優先しているらしい。
普通の発想だと縁故入社の社員には甘えがあったり、能力的な問題など考えてしまうが、
よほど企業の社風がよいのか、ほとんどの社員が長く会社に貢献してくれるようだ。
誰もやっていないことをやる、というテーマのもと
トレハロースや環状四糖というった画期的・独占的事業分野を切り拓いていけたのだという。
大手がやらないことを集中特化するというのは確かに中小企業の生き残る唯一の道だと思う。
基礎研究を40年もやってきた会社、入社して10年以上たってやっと成果をだす社員。
そんな会社が日本の地方都市にしっかり生き残っていて、世界的発明をしていくのだから面白い。
ただ、長期的に成果がでるまで待ち続けることができるというのは
林原グループ自体がこれまでに多くの特許を所有し、岡山駅周辺に広大な土地を所有する含み益からこそ可能にしているということは見逃せない。
単にどの地方中小企業でもできることではない・・・・
うーん、大手がやれないことで長期間の研究に耐えうるテーマを見つけ、なおかつそこから成果をだすというのは・・・・一人ではとても想像つかない。
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