2008年08月10日
登録販売者試験問題 第3章主な医薬品とその作用 例題と解答例
【問61】 強心成分を持つ生薬に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a センソは、フタバガキ科のリュウノウジュの樹幹の空隙に析出する精油の結晶を用いた生薬である。
b ジャコウは、ヒキガエル科のシナヒキガエル又はヘリグロヒキガエルの毒腺せんの分泌物を集めた生薬である。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢のう中に生じた結石を用いた生薬である。
d ロクジョウは、シカ科のシベリアジカ、マンシュウアカジカ等の雄の幼角を用いた生薬である。
1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)
↓
④ 鹿茸(ロクジョウ)
【問62】 高コレステロール改善薬及びコレステロールの機能に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ビタミンB2 は過酸化脂質と結合し、その代謝を促す作用を期待して配合される。
b パンテチンは、低密度リポ蛋たん白質の分解を促し、高密度リポ蛋たん白質を増加させる効果を期待して用いられる。
c 低密度リポ蛋たん白質は末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運び、高密度リポ蛋たん白質はコレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶ。
d コレステロールは水に溶けやすい物質である。
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)
↓
①ビタミンB2(リボフラビン)は、「皮膚や粘膜のビタミン」「エネルギー代謝のビタミン」と呼ばれています。
体内で補酵素として働き、摂取した脂質を効率よくエネルギーに変えるエネルギー代謝のほか、多くの物質代謝にかかわっています。
【問64】 次の症状に用いられる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。
くしゃみや鼻汁・鼻閉(鼻づまり)等の鼻炎症状、薄い水様の痰た んを伴う咳せ き、気管支炎、気管支喘ぜ ん息等の呼吸器症状に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、
胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。
1 麻黄湯 2 小青竜湯 3 桔梗湯 4 大黄甘草湯
↓
②小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、気管支の痙攣をとり、粘膜の水腫や分泌物を排出し、血行を良くして気道の狭塞をとるために、咳、痰、喘鳴などに用います。
【問65】 解熱鎮痛薬に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a サリチル酸系解熱鎮痛薬の解熱作用は、体温調節を正常に近い状態に戻すことにより熱を下げる。
b サリチル酸系解熱鎮痛薬の鎮痛作用は、痙攣性の内臓痛に対しても効果が期待できる。
c サリチル酸系解熱鎮痛薬は生理痛(月経痛)に対する鎮痛効果を有するが、これは月経そのものが起こる過程でプロスタグランジンが関与しているためである。
d サリチル酸系解熱鎮痛薬には、エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェンなどがある。
a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 誤 正 正
↓
③プロスタグランジンという物質は、胃の粘膜を保護する働きももっています。したがって、プロスタグランジンを作らせないように働くことで痛みや炎症、熱を和らげることはできますが、一方で胃の粘膜が荒れる可能性があります。
【問67】 アスピリンに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 代表的な副作用に胃腸障害がある。
b アスピリンはピリン系の解熱鎮痛薬である。
c 血液を凝固しにくくさせる作用がある。
d 肝機能障害を生じることがある。
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 誤 正 正 誤
4 誤 正 正 正
↓
②アスピリンはサリチル酸の系統に分類されます。名前に“ピリン”が付きますが、いわゆるピリン系の解熱薬ではありません
【問71】 次の表は、あるかぜ薬に含まれている成分の一覧である。
6錠中
イブプロフェン 450mg
マレイン酸クロルフェニラミン 7.5mg
dl-塩酸メチルエフェドリン 60mg
リン酸ジヒドロコデイン 24mg
無水カフェイン 75mg
ヘスペリジン 90mg
このかぜ薬に含まれる成分の作用及び留意点について、正しいものの組み合わせはどれか。
a イブプロフェンは、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン氏病の既往歴がある人では、それらの疾患の再発を招くおそれがある。
b マレイン酸クロルフェニラミンは、くしゃみや鼻汁を抑える目的で配合されている。
c 無水カフェインは、抗ヒスタミン成分の作用による眠気を解消する目的で配合されている。
d ヘスペリジンは、気道粘膜の線毛運動を促進させて痰の排出を容易にさせる。
1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)
↓
①抗ヒスタミン薬 マレイン酸クロルフェニラミン 眠気や注意力の低下がおこりやすくなるので、車の運転や危険を伴う仕事は避けた方がいいでしょう。
a センソは、フタバガキ科のリュウノウジュの樹幹の空隙に析出する精油の結晶を用いた生薬である。
b ジャコウは、ヒキガエル科のシナヒキガエル又はヘリグロヒキガエルの毒腺せんの分泌物を集めた生薬である。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢のう中に生じた結石を用いた生薬である。
d ロクジョウは、シカ科のシベリアジカ、マンシュウアカジカ等の雄の幼角を用いた生薬である。
1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)
↓
④ 鹿茸(ロクジョウ)
【問62】 高コレステロール改善薬及びコレステロールの機能に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ビタミンB2 は過酸化脂質と結合し、その代謝を促す作用を期待して配合される。
b パンテチンは、低密度リポ蛋たん白質の分解を促し、高密度リポ蛋たん白質を増加させる効果を期待して用いられる。
c 低密度リポ蛋たん白質は末梢組織のコレステロールを取り込んで肝臓へと運び、高密度リポ蛋たん白質はコレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶ。
d コレステロールは水に溶けやすい物質である。
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)
↓
①ビタミンB2(リボフラビン)は、「皮膚や粘膜のビタミン」「エネルギー代謝のビタミン」と呼ばれています。
体内で補酵素として働き、摂取した脂質を効率よくエネルギーに変えるエネルギー代謝のほか、多くの物質代謝にかかわっています。
【問64】 次の症状に用いられる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。
くしゃみや鼻汁・鼻閉(鼻づまり)等の鼻炎症状、薄い水様の痰た んを伴う咳せ き、気管支炎、気管支喘ぜ ん息等の呼吸器症状に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、
胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。
1 麻黄湯 2 小青竜湯 3 桔梗湯 4 大黄甘草湯
↓
②小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、気管支の痙攣をとり、粘膜の水腫や分泌物を排出し、血行を良くして気道の狭塞をとるために、咳、痰、喘鳴などに用います。
【問65】 解熱鎮痛薬に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a サリチル酸系解熱鎮痛薬の解熱作用は、体温調節を正常に近い状態に戻すことにより熱を下げる。
b サリチル酸系解熱鎮痛薬の鎮痛作用は、痙攣性の内臓痛に対しても効果が期待できる。
c サリチル酸系解熱鎮痛薬は生理痛(月経痛)に対する鎮痛効果を有するが、これは月経そのものが起こる過程でプロスタグランジンが関与しているためである。
d サリチル酸系解熱鎮痛薬には、エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェンなどがある。
a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 誤 正 正
↓
③プロスタグランジンという物質は、胃の粘膜を保護する働きももっています。したがって、プロスタグランジンを作らせないように働くことで痛みや炎症、熱を和らげることはできますが、一方で胃の粘膜が荒れる可能性があります。
【問67】 アスピリンに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 代表的な副作用に胃腸障害がある。
b アスピリンはピリン系の解熱鎮痛薬である。
c 血液を凝固しにくくさせる作用がある。
d 肝機能障害を生じることがある。
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 誤 正 正 誤
4 誤 正 正 正
↓
②アスピリンはサリチル酸の系統に分類されます。名前に“ピリン”が付きますが、いわゆるピリン系の解熱薬ではありません
【問71】 次の表は、あるかぜ薬に含まれている成分の一覧である。
6錠中
イブプロフェン 450mg
マレイン酸クロルフェニラミン 7.5mg
dl-塩酸メチルエフェドリン 60mg
リン酸ジヒドロコデイン 24mg
無水カフェイン 75mg
ヘスペリジン 90mg
このかぜ薬に含まれる成分の作用及び留意点について、正しいものの組み合わせはどれか。
a イブプロフェンは、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン氏病の既往歴がある人では、それらの疾患の再発を招くおそれがある。
b マレイン酸クロルフェニラミンは、くしゃみや鼻汁を抑える目的で配合されている。
c 無水カフェインは、抗ヒスタミン成分の作用による眠気を解消する目的で配合されている。
d ヘスペリジンは、気道粘膜の線毛運動を促進させて痰の排出を容易にさせる。
1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)
↓
①抗ヒスタミン薬 マレイン酸クロルフェニラミン 眠気や注意力の低下がおこりやすくなるので、車の運転や危険を伴う仕事は避けた方がいいでしょう。

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