2010年03月30日
高校野球の女子マネがドラッカーのマネジメントを読んだら
ドラッカーというキーワードを聞いたことがあるでしょうか?
ドラッグ中毒ではないですよ。(×ドラッガー)
ピーター・ドラッカー、オーストリアの経営学者でマネジメントの著作で有名。
社会人になって、組織で働くようになったら
一度くらい聞いたことがある人も多いでしょうし、愛読しているという方も少なくないと思います。
そのドラッカーがいま、またまたブームのようです。
昨年が生誕100周年ということで様々な著作が見直されるきっかけになっていたのですが、
その勢いは2010年に入っても衰えることがなく、
先日などもNHKクローズアップ現代にて特集されておりました。
個人的には「ドラッカー 365の金言」という本を昨年購入し、毎日寝る前に一節黙読するというのが習慣になっています。
そしてさらにお奨めの一冊が。
ドラッカー入門としても、読み物としても楽しめるのが以下の一冊。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海著
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 1,680 円
著者の岩崎氏はブログ界でも有名人で、経歴もおもしろい人。
秋元康氏に弟子入りし、「とんねるずのみなさんのおかげです」や、「ダウンタウンのごっつええ感じ」の製作、AKB48のプルデュースにも関わったとか。
だからかもしれないですが、非常に読みやすくて理解しやすい一冊になっております。
2~3時間で一気に読めてしまう感じです。
それでいてドラッカー図書としても優れていて、様々なことばが刺激をくれます。
まぁ内容的にいろいろ突っ込み所もあるのですが、
そこは敢えて触れずに、本編の内容のみを楽しむのが吉かと。
3月29日付けの日経流通新聞でも紹介されていました。
個人的に強烈な印象を抱いたのがこの一文 ↓
マネジャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。マネジャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。
才能ではない、真摯さ。
では真摯さとは何だろうか。
そう思ってしまった人は是非書店へGo
あるいはアマゾン、楽天でクリック。
@参考
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2864
2010年 3月17日(水) 放送
NHK クローズアップ現代 よみがえる“経営の神様”ドラッカー
★こちらで立ち読みOK
http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_9784478012031_01.html
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎夏海/著
@過去ブログ
http://lohas.tenkomori.tv/e132775.html
2009年11月10日 ドラッカー本購入 ほぼ日刊イトイ新聞で糸井重里×上田惇生
http://www.1101.com/drucker/index.html
ほぼ日刊イトイ新聞 - はじめてのドラッカー
ドラッグ中毒ではないですよ。(×ドラッガー)
ピーター・ドラッカー、オーストリアの経営学者でマネジメントの著作で有名。
社会人になって、組織で働くようになったら
一度くらい聞いたことがある人も多いでしょうし、愛読しているという方も少なくないと思います。
そのドラッカーがいま、またまたブームのようです。
昨年が生誕100周年ということで様々な著作が見直されるきっかけになっていたのですが、
その勢いは2010年に入っても衰えることがなく、
先日などもNHKクローズアップ現代にて特集されておりました。
個人的には「ドラッカー 365の金言」という本を昨年購入し、毎日寝る前に一節黙読するというのが習慣になっています。
そしてさらにお奨めの一冊が。
ドラッカー入門としても、読み物としても楽しめるのが以下の一冊。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海著
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 1,680 円
著者の岩崎氏はブログ界でも有名人で、経歴もおもしろい人。
秋元康氏に弟子入りし、「とんねるずのみなさんのおかげです」や、「ダウンタウンのごっつええ感じ」の製作、AKB48のプルデュースにも関わったとか。
だからかもしれないですが、非常に読みやすくて理解しやすい一冊になっております。
2~3時間で一気に読めてしまう感じです。
それでいてドラッカー図書としても優れていて、様々なことばが刺激をくれます。
まぁ内容的にいろいろ突っ込み所もあるのですが、
そこは敢えて触れずに、本編の内容のみを楽しむのが吉かと。
3月29日付けの日経流通新聞でも紹介されていました。
個人的に強烈な印象を抱いたのがこの一文 ↓
マネジャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。マネジャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。
才能ではない、真摯さ。
では真摯さとは何だろうか。
そう思ってしまった人は是非書店へGo
あるいはアマゾン、楽天でクリック。
@参考
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2864
2010年 3月17日(水) 放送
NHK クローズアップ現代 よみがえる“経営の神様”ドラッカー
★こちらで立ち読みOK
http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_9784478012031_01.html
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎夏海/著
@過去ブログ
http://lohas.tenkomori.tv/e132775.html
2009年11月10日 ドラッカー本購入 ほぼ日刊イトイ新聞で糸井重里×上田惇生
http://www.1101.com/drucker/index.html
ほぼ日刊イトイ新聞 - はじめてのドラッカー
マネジメント 基本と原則 ピーター・ファーディナンド・ドラッカー /上田惇生 ダイヤモンド社
ピーター・ドラッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日 - 2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者である。なお著書『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずからを生物環境を研究する自然生態学者とは異なり人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て2003年までカリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。叔父に公法学者・国際法学者のハンス・ケルゼンがいる。
ドラッカーの著書の日本での売り上げはダイヤモンド社刊行分だけで累計400万部余り
彼の著作には大きく分けて組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがある。本人によれば彼のもっとも基本的な関心は「人を幸福にすること」にあった。そのためには個人としての人間と社会(組織)の中の人間のどちらかのアプローチをする必要があるが、ピーター自身が選択したのは後者だった。
ナチスの勃興を目撃し、古い19 世紀的ヨーロッパ社会の原理が崩壊するのを目撃した彼はアメリカに赴く。そこで彼が目にしたのは20 世紀の新しい社会原理として登場した組織、巨大企業だった。彼はその社会的使命を解明すべく、GMを題材にした著作に取り掛かる。その著作は組織運営のノウハウすなわちマネジメントの重要性をはじめて世に知らしめた。彼は「分権化」などの多くの重要な経営コンセプトを考案したがその興味・関心は企業の世界にとどまることをしらず、社会一般の動向にまで及んだ。「民営化」や「知識労働者」は彼の造語で、後に世界中に広まる。特に非営利企業の経営には大きなエネルギーを費やした。
『ドラッカー――365の金言』(ダイヤモンド社、2005年)
@@@@@@@@@@@@@
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 1,680 円
第一章 みなみは『マネジメント』と出会った
第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
第五章 みなみは人の強みを生かそうとした
第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。
ピーター・ドラッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日 - 2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者である。なお著書『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずからを生物環境を研究する自然生態学者とは異なり人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て2003年までカリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。叔父に公法学者・国際法学者のハンス・ケルゼンがいる。
ドラッカーの著書の日本での売り上げはダイヤモンド社刊行分だけで累計400万部余り
彼の著作には大きく分けて組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがある。本人によれば彼のもっとも基本的な関心は「人を幸福にすること」にあった。そのためには個人としての人間と社会(組織)の中の人間のどちらかのアプローチをする必要があるが、ピーター自身が選択したのは後者だった。
ナチスの勃興を目撃し、古い19 世紀的ヨーロッパ社会の原理が崩壊するのを目撃した彼はアメリカに赴く。そこで彼が目にしたのは20 世紀の新しい社会原理として登場した組織、巨大企業だった。彼はその社会的使命を解明すべく、GMを題材にした著作に取り掛かる。その著作は組織運営のノウハウすなわちマネジメントの重要性をはじめて世に知らしめた。彼は「分権化」などの多くの重要な経営コンセプトを考案したがその興味・関心は企業の世界にとどまることをしらず、社会一般の動向にまで及んだ。「民営化」や「知識労働者」は彼の造語で、後に世界中に広まる。特に非営利企業の経営には大きなエネルギーを費やした。
『ドラッカー――365の金言』(ダイヤモンド社、2005年)
@@@@@@@@@@@@@
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 1,680 円
第一章 みなみは『マネジメント』と出会った
第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
第五章 みなみは人の強みを生かそうとした
第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。
Posted by 播磨のいぢ at 18:00│Comments(1)
│読書メモ・感想文
この記事へのコメント
高校野球の女子マネージャーがドラッカーを読む時代。
いま、ドラッカーが多くの人に読まれているのは、単に不況の克服方法論を求めてではない。
「物を買い・所有する幸福」から、「人間らしく生きることの幸福」、「自己実現・社会への貢献・人とのつながりの幸福」への移行に対してドラッカーこそが確かな指針を与えてくれるからである。
いま、ドラッカーが多くの人に読まれているのは、単に不況の克服方法論を求めてではない。
「物を買い・所有する幸福」から、「人間らしく生きることの幸福」、「自己実現・社会への貢献・人とのつながりの幸福」への移行に対してドラッカーこそが確かな指針を与えてくれるからである。
Posted by FJ
at 2010年03月31日 11:14