播磨のいぢ

ライフログというものを聞いたことがありますか？
最近のブログブームで毎日ブログ更新をしている人や、
１日に何度も更新している人も少なくないかと思います。

またTwitterのような、独り言・つぶやきのようなものまでブログ化し共有するような流れもある。

こーなってくると、自然と日々の行いすべてをブログ化したい！なんていう欲求も出てきたりする。



そしてこの記事。日経産業新聞2008年1月22日の1面トップ。
人生保存　15万円
僕らの人生はざっと３テラバイトくらいかな

なんと一人の人間の全人生をデータ化、ログ化するのにたったの？３テラバイトで記録できてしまうというのだ。ざっと費用は15万円程度。
なんてこった。

いまや１テラのハードディスクを搭載したパソコンやDVDプレイヤーも普通に売られている時代。
将来的にはその人の全人生の記録を収録したソフトの販売なんかもされるのだろうか・・・


↓
ここから妄想。

例）たとえば450年前にライフログの仕組みがあれば、織田信長の全人生を記録したライフログDVDがあったら15万円なら安い！買うね。
幼少時代はどんな発言をしていて、天下取りに向けて驀進していたころや本能寺の真実も知ることができるかも。

例）たとえばベーブルースのライフログがあれば、さながら長編映画を見るかのように、波乱に満ちたスターの生涯を追体験できるのだろうか。

例）たとえば自分のライフログの傾向を分析し、セカンドライフ（仮想世界）のアバターに再生させれば、他人から見ればその個人がまるで生きているかのように、その人らしく振舞うのだろうか。

例）犯罪者のライフログを分析したら、犯罪を未然に防ぐことができる？

例）アインシュタインみたいな人のライフログを分析したら、お手軽に天才を育成することができる？

例）自分の人生でもっとも華やかな時代を切り取ったライフログを見ていたら、老後も楽しい？いい思い出？


ライフログ、それは自分検索。
無限の可能性を感じると共に、実現への様々なハードルが思い当たる。
個人情報の問題、倫理上の問題。
60億×３テラになった場合の膨大なデータをどうやって管理するのか。
人だけではなく、動物や自然、環境の変化すべてもログ化すれば・・・・
まるで映画の世界、まるでアニメの世界が実現するかもしれない。






参考ニュース：
MSの新プロジェクト：人生の出来事すべてをディスクに保存する『マイライフビッツ』
http://wiredvision.jp/archives/200212/2002121003.html

自分データベースがあったら
http://easy.mri.co.jp/20040720.html


用語：ライフログ
ライフログとは、人間の行い（life）をデジタルデータとして記録（log）に残すことである。