2007年11月16日
深海魚と経営。ビーバップ!ハイヒールが面白い。
昨日見たテレビの深海魚特集が面白かった。
ABCの深夜、ビーバップ!ハイヒールだ。
この番組は毎回テーマを変えて、いろんな雑学っぽいネタを放送していて飽きずに面白い。
ビーバップ!ハイヒール ABCテレビ(朝日放送)
http://www.asahi.co.jp/be-bop/
なにが面白かったって、深海魚の生態や進化の過程が
人間世界と共通することが多く、
また企業の経営を思うと悟りをひらきそうになってきたのだ。
深海の世界は指先に軽自動車がのっかるくらいの水圧がかかっていて、
人間はそのままではとても生きられない。
だが、深海の生物たちは光も届かない世界で、必死に生き残ろうとして独特の進化・変化を遂げているらしい。
特に興味深かったのが、何故深海の生物は体が大きくなるのか・・・という点だ。
答えは、深海の生物はエサを丸飲みするので、体が大きければ大きいだけ有利ということらしい。
自分よりも体の小さい生き物はすべてエサ対象ということで、
体の大きなヤツほど生き残る確率が高い。
これって、今日本の市町村が統廃合したり、企業が吸収合併したりして
スケールメリットを出そうとしていることと通じているような気がしません_?
さらに面白かったのは、じゃあ体の大きなヤツだけが生き残るのかというとそうでもないということ。
体の小さなヤツは小さいなりに生き残る方法がある。
その答えはスローライフだ。
つまりできるだけ動かない。できるだけエネルギーを使わない。効率よく生きる。
体が大きければそれだけ大量のエネルギーが必要になる。
逆に体をコンパクトにして、必要なエネルギー量を最小にすることで生き残りを図るという選択肢もありなのだ。
これって、地方過疎地、中小零細企業の生き残り方とイコールじゃないだろうか。
体が大きくて、どんなものでも食べて生き残るという方法もある。
それが自然の摂理。自然としての本能。
ここではどれだけ体を大きくし、エサをうまく取り込むかが勝負。
待っているのは過当競争。限界がある。
だがその道を選んだら最後、突き進むしかない。
一方でスローライフでコンパクトに生きる方法。
はっきりいって、じーっと動かず省エネで大きい魚に見つかったらパックリいかれてしまう
もろくて、はかなくて、弱い存在。
動物なのか植物なのか分からない。その中間のような存在。
でも面白い。
多様性がある。
独自の省エネ機構を発明したヤツほど生き残る可能性が高い。
深海のような極限の世界では、進化の方向性は明確。
生き残るため。
この1点において、最上の選択を求めて進化・変化を遂げた生き物だけが生き残る。
地上のわれわれの世界を思うと
大企業であってもその内部では同じような極大化と極小化の流れがあるだろうし
中小企業の内部であってもそうだろう。
1人の人間においても意志の決定に際してあれか・これか揺れ動いて悩みまくる。
今、雰囲気的に地方の中小企業は規模の論理から自分たちの特徴を打ち出したスローライフ経営へと流れているように思う。
※いやいや大きな視点でみれば、日本国自体がそうかも。
成長発展、拡大膨張から徐々に路線変更していく・・・していかざるを得ない。
そんなことを考えながら、水面下6500メートルの世界のことを考えたり
月探査機「かぐや」の月面映像をみたりするのも、また趣きがある。
生き方は一つじゃない。
どんどん巨大化していくのは体だけじゃなくて、人間の欲望も。
欲望を極大化させるのか、折り合いをつけて極小化していくのか。
いろんな考え方、多様な生き方があってしかるべき。
巨大化した深海魚のエサになるために、中途半端な極大化思想は改めたいものだ。
ABCの深夜、ビーバップ!ハイヒールだ。
この番組は毎回テーマを変えて、いろんな雑学っぽいネタを放送していて飽きずに面白い。
ビーバップ!ハイヒール ABCテレビ(朝日放送)
http://www.asahi.co.jp/be-bop/
なにが面白かったって、深海魚の生態や進化の過程が
人間世界と共通することが多く、
また企業の経営を思うと悟りをひらきそうになってきたのだ。
深海の世界は指先に軽自動車がのっかるくらいの水圧がかかっていて、
人間はそのままではとても生きられない。
だが、深海の生物たちは光も届かない世界で、必死に生き残ろうとして独特の進化・変化を遂げているらしい。
特に興味深かったのが、何故深海の生物は体が大きくなるのか・・・という点だ。
答えは、深海の生物はエサを丸飲みするので、体が大きければ大きいだけ有利ということらしい。
自分よりも体の小さい生き物はすべてエサ対象ということで、
体の大きなヤツほど生き残る確率が高い。
これって、今日本の市町村が統廃合したり、企業が吸収合併したりして
スケールメリットを出そうとしていることと通じているような気がしません_?
さらに面白かったのは、じゃあ体の大きなヤツだけが生き残るのかというとそうでもないということ。
体の小さなヤツは小さいなりに生き残る方法がある。
その答えはスローライフだ。
つまりできるだけ動かない。できるだけエネルギーを使わない。効率よく生きる。
体が大きければそれだけ大量のエネルギーが必要になる。
逆に体をコンパクトにして、必要なエネルギー量を最小にすることで生き残りを図るという選択肢もありなのだ。
これって、地方過疎地、中小零細企業の生き残り方とイコールじゃないだろうか。
体が大きくて、どんなものでも食べて生き残るという方法もある。
それが自然の摂理。自然としての本能。
ここではどれだけ体を大きくし、エサをうまく取り込むかが勝負。
待っているのは過当競争。限界がある。
だがその道を選んだら最後、突き進むしかない。
一方でスローライフでコンパクトに生きる方法。
はっきりいって、じーっと動かず省エネで大きい魚に見つかったらパックリいかれてしまう
もろくて、はかなくて、弱い存在。
動物なのか植物なのか分からない。その中間のような存在。
でも面白い。
多様性がある。
独自の省エネ機構を発明したヤツほど生き残る可能性が高い。
深海のような極限の世界では、進化の方向性は明確。
生き残るため。
この1点において、最上の選択を求めて進化・変化を遂げた生き物だけが生き残る。
地上のわれわれの世界を思うと
大企業であってもその内部では同じような極大化と極小化の流れがあるだろうし
中小企業の内部であってもそうだろう。
1人の人間においても意志の決定に際してあれか・これか揺れ動いて悩みまくる。
今、雰囲気的に地方の中小企業は規模の論理から自分たちの特徴を打ち出したスローライフ経営へと流れているように思う。
※いやいや大きな視点でみれば、日本国自体がそうかも。
成長発展、拡大膨張から徐々に路線変更していく・・・していかざるを得ない。
そんなことを考えながら、水面下6500メートルの世界のことを考えたり
月探査機「かぐや」の月面映像をみたりするのも、また趣きがある。
生き方は一つじゃない。
どんどん巨大化していくのは体だけじゃなくて、人間の欲望も。
欲望を極大化させるのか、折り合いをつけて極小化していくのか。
いろんな考え方、多様な生き方があってしかるべき。
巨大化した深海魚のエサになるために、中途半端な極大化思想は改めたいものだ。
*********
ビーバップ!ハイヒール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97!%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AB
ビーバップ!ハイヒールは、大阪のABCテレビ(朝日放送)の深夜番組『ナイトinナイト木曜日』の新企画として2005年4月7日から毎週木曜日の23:17〜24:17に放送されるバラエティ番組である。
司会は、吉本興業の女性漫才コンビ・ハイヒール。
番組は、政治、経済などの社会問題から、流行、風俗といった硬軟織り交ぜたテーマでハイヒールの2人とパネリストがトークを繰り広げる。2006年1月から新スタッフに「おはよう朝日です」のエースディレクターが投入され新境地が期待される。
深海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B5%B7
深海(しんかい)は、普通、海面下200 m 以深の海を指す。
深海には太陽光がほとんど届かないため、表層とは環境や生態系が大きく異なる。高水圧・低水温・暗黒などの過酷な環境条件に適応するため、生物は独自の進化を遂げており、表層の生物からは想像できないほど特異な形態・生態を持つものも存在する。
地球の海の平均水深は約3,800 m であり、深海はその約95 % を占める広大な世界である。海の大部分は深海であると言っても過言ではない。それにもかかわらず、巨大な水圧のため、そのほとんどは未踏の領域であり、いまだ未知の部分が多い。深海を探索できる有人潜水艇は世界に数えるほどしかなく、人類が海の最深部に到達するのは宇宙に行くよりも困難とされている。深海が地球最後のフロンティアと呼ばれる所以である。
深海魚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E9%AD%9A
深海魚(しんかいぎょ)とは、深海に生息している魚類のことである。
深海を探査するのは常に困難が付きまとい、深海魚を観察することは難しい。そのため、深海魚の生態は不明な部分が多い。
最も深い場所で観察された魚類はヨミノアシロ。プエルトリコ海溝の水深8370mだった。
ネプ理科 深海生物特集 歩く魚
ビーバップ!ハイヒール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97!%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AB
ビーバップ!ハイヒールは、大阪のABCテレビ(朝日放送)の深夜番組『ナイトinナイト木曜日』の新企画として2005年4月7日から毎週木曜日の23:17〜24:17に放送されるバラエティ番組である。
司会は、吉本興業の女性漫才コンビ・ハイヒール。
番組は、政治、経済などの社会問題から、流行、風俗といった硬軟織り交ぜたテーマでハイヒールの2人とパネリストがトークを繰り広げる。2006年1月から新スタッフに「おはよう朝日です」のエースディレクターが投入され新境地が期待される。
深海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B5%B7
深海(しんかい)は、普通、海面下200 m 以深の海を指す。
深海には太陽光がほとんど届かないため、表層とは環境や生態系が大きく異なる。高水圧・低水温・暗黒などの過酷な環境条件に適応するため、生物は独自の進化を遂げており、表層の生物からは想像できないほど特異な形態・生態を持つものも存在する。
地球の海の平均水深は約3,800 m であり、深海はその約95 % を占める広大な世界である。海の大部分は深海であると言っても過言ではない。それにもかかわらず、巨大な水圧のため、そのほとんどは未踏の領域であり、いまだ未知の部分が多い。深海を探索できる有人潜水艇は世界に数えるほどしかなく、人類が海の最深部に到達するのは宇宙に行くよりも困難とされている。深海が地球最後のフロンティアと呼ばれる所以である。
深海魚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E9%AD%9A
深海魚(しんかいぎょ)とは、深海に生息している魚類のことである。
深海を探査するのは常に困難が付きまとい、深海魚を観察することは難しい。そのため、深海魚の生態は不明な部分が多い。
最も深い場所で観察された魚類はヨミノアシロ。プエルトリコ海溝の水深8370mだった。
ネプ理科 深海生物特集 歩く魚
Posted by 播磨のいぢ at 09:21│Comments(0)
│ことば・用語・考え