播磨のいぢ

バンディオンセ加古川が資金難から全選手のプロ契約を解除したとのこと。

2009年のＪＦＬ昇格と２０１０年のＪ２昇格を目標にしていたというのだが・・・・。

年間予算1億円のうちプロ契約選手への報酬が約７０００万円ということで、経営が立ち行かなくなった模様。


社長の言葉がポイントついていると思う。
↓
橋本雄二社長（３８）「移転していきなり『Ｊリーグを目指すのでお金を出してください』では、地元の理解は得られない。地域でサッカーのすそ野を広げる努力を怠っていた」と反省を口にした。


拡大路線でチーム数を増やしているJリーグだけれども、
全体のパイ自体は限られているわけで。
こういった発言にも現れているように、身の丈にあった運営をしないと・・・
↓
今季から監督を兼任する橋本社長は「身の丈に合った運営をして、市民、行政、企業のすべてに支持してもらえるチームづくりを進めたい」と意気込む。


一方で岡山県のファジアーノ岡山はJ2昇格に成功して一気にJ1入りを目指しているとのこと。
どこの世界も、競争は激しいようです。



＠参考ニュース
http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0001733971.shtml
バンディオンセ加古川「アマ化」　地域密着で再スタート　

http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp200903040099.html
今季からＪリーグ２部（Ｊ２）に参戦するファジアーノ岡山が８日、地元の桃太郎スタジアムで開幕戦を迎える。Ｊ２昇格後、大幅な補強と体力強化でチーム力アップに取り組んだ。

バンディオンセ加古川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E5%8A%A0%E5%8F%A4%E5%B7%9D
バンディオンセ加古川（-かこがわ、Banditonce Kakogawa Football Club）は兵庫県加古川市を本拠地とする社会人サッカーのクラブチーム。JFL、そしてJリーグを目指している。

2005年3月、セントラル神戸から、スペイン語で山賊を意味するバンディード(bandit)と、11を意味するオンセ(once)の造語である、バンディオンセ神戸にクラブ名を変更。

2008年、神戸市においてJリーグを目指すことを断念。加古川市に本拠を移転し、バンディオンセ加古川に改称。

セントラル神戸時代にはメインスポンサーとしてケーニヒスクローネがついていたが既に撤退しており、その後、松本元GMの親族企業からの支援を受けていた。

2006年度天皇杯ではJ2の横浜FCを下し、公式戦で地域リーグ所属チームが（主力を欠いていたとはいえ）Jリーグ所属チームを破るという金星をあげた。

2005年から関西社会人リーグ1部で4年連続優勝（2007年まではバンディオンセ神戸、2008年はバンディオンセ加古川として）という快挙を成し遂げているが、JFL昇格を賭けた全国地域リーグ決勝大会ではすべて敗退している。特に2005年と2007年は大会の1次ラウンドを勝ち抜きながら、4チーム中3位以内でJFLに自動昇格できた決勝ラウンドでいずれも最下位に沈んでJFL入りを逃した。中でも2007年は2～4位が勝点で並んだ得失点差の大混戦を落とす悔しさを味わっている。



ファジアーノ岡山FC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E5%B2%A1%E5%B1%B1FC
ファジアーノ岡山FC（―おかやま―、Fagiano Okayama Football Club）は岡山市、倉敷市、津山市を中心に岡山県全域を本拠地とするサッカークラブ。
前身は川崎製鉄水島製鉄所サッカー部OBチーム「リバー・フリー・キッカーズ（River Free Kickers、略称：RFK）」。

チーム名のファジアーノ（fagiano、ファジャーノ）はイタリア語でキジ（雉）の意。おとぎ話・桃太郎に登場する動物である。

チームカラーはワインレッド。チームマスコットはキジをイメージした「ファジ丸」。

ホームスタジアムは岡山県総合グラウンド陸上競技場（桃太郎スタジアム）。また年に数試合、その他の岡山県内のスタジアムでも開催されている。

スポーツ文化の根付かない岡山で岡山湯郷ベルや岡山シーガルズに後塵を拝しながらも「岡山から全国へ!岡山からJリーグを!」という夢に向けて2006年にNPO法人から株式会社に移管した。


2006年
7月13日、Jリーグ準加盟に向け運営会社「株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ」設立、代表取締役社長に元ゴールドマン・サックス執行役員の木村正明が就任。木村は就任当初こそ「岡山が盛り上がるなら、別にサッカーじゃなくてもいい」と発言してサポーターの反発を買ったものの、プロ経営者としての手腕を発揮して岡山の営業収入を2年間で数十倍に上昇させ、前横浜FCのジェフェルソンを皮切りにプロ契約の選手も次々に補強した。また自らも営業や試合運営などに積極的に参加してサポーターの心をつかみ、プロクラブとしての基礎を作り上げた。
中国リーグで優勝したものの、地域リーグ決勝大会で決勝ラウンド3位に終わりJFL昇格を逃す。