アクセスカウンタ
最近の記事
プロフィール
播磨のいぢ
播磨のいぢ
小野市で生まれ育ち、学生時代は岡山で、会社員時代は高砂市で過ごしました。
社会人となって17年目、一貫してネット通販およびEコマース関連に携わってきました。2013年起業。播磨地域の商品とサービスを世界へ発信!目指せ年商100億
40歳を迎え、体力は落ちてます。仕事と家庭と、どのようにバランスをとっていくのか。これからの課題です
座右の銘:「一隅を照らす」「自分がやらない限り、世に起こらないことを私はやる。」「意欲のある者のほうが、能力のある者よりも多くをなす」「なぜ人は答えを持つと奴隷になり、問いを持つと自由になるのか?」
●趣味はゴルフ?
●経験
楽天市場、ヤフーストア、ヤフオク、Wowma!、DeNA、LINE、メルカリ、Amazonマーケットプレイス、アマゾンB2B、ヤマダモール出店、メイクショップ、イーストア、独自ECサイト構築、独自ECモール構築、ファイルメーカーによるシステム開発、商品マスタ、受注処理システム、顧客対応システム、梱包出荷・自社物流センター構築。人事・総務・リクルート採用活動。
●出来ること:頑張れ店長(店舗アップ)カスタマイズによるネット通販バックヤード構築。楽天市場、ヤフーストア、アマゾン、独自ECサイト同期店舗運営。CGIを使ったSEO対策。NAVER、Wikiを使ったまとめサイト作成。ブログ、ツイッター、facebook、LINEを活用した集客。キュレーションを活用したビジネスモデルの実践。ファイルメーカーを利用した情報収集・分析。
●得意分野:日用品、健康、美容に関する商材の仕入れ・販売・企画。医薬品、漢方薬の取り扱い。検索エンジン上位表示全般。
●2009年登録販売者資格を取得しました
●2015年楽天市場ショップオブザイヤー受賞
●2017年楽天市場エキスポアワード受賞
話題のニュースについて地元情報・播磨地域芸能・テレビドラマ視聴率阪神タイガースについて通販・お買い物情報マイマップ人気記事ランキング

2010年05月26日

アウトレットのドラッグストア通販 わごんせる⇒GGが商材供給

今後ネットショップの競争というのは更に熾烈を極めることは明白であるけども、
こういう切り口できたか、というネットショップを発見。

それが、アウトレットのドラッグストア通販 わごんせるという店舗だ。

狙いは訳あり商品(賞味期限切迫品)を圧倒的安さ提供し、
メーカーの在庫処分等を行おうというところらしい。

2年ほど前から実験的にやっていたものを
今回本格的にネット通販としてパワーアップさせ、リニューアルオープンの運びとなった模様。


驚くのが商材の供給企業。

グレートアンドグランド株式会社が商品を供給している。
この会社、一般的な知名度は低いかもしれないが、
恐らく多くのドラッグストア利用者は一回は商品を購入していると思われるほど
商品供給自体はメジャーな存在になっている。
医薬品ブランドの「ラフェルサ」という名前を見たことはないだろうか。

大手の商品の横で、同内容の低価格商品が並んでいたら、グレートアンドグランドの商品である可能性が高い。

個人的にも風邪薬の葛根湯などはラフェルサの商品を選んでいたりする。

このドラッグストアに商品を供給するメーカー・ベンダーである会社が商品を供給し、関連会社がネット通販を運営する・・・
すごい時代になったものだ。


旧わごんせる www.powercom.co.jp/wagonsale/
新わごんせる www.wagonsale.jp/

『わごんせる』サイト概要
1.賞味期限やパッケージ変更などの点から、利用できるにもかかわらず廃棄処分となる商品に特化したドラッグストア関連商品業界初のワゴンセールサイト
2.日数が経過するごとに価格が下がるなどの独自の販売企画をサイト上で開催
3.主婦層に支持を得ており、生活関連商品のリピート率が高いサイトに成長中
4.廃棄処分や不良在庫等の問題を抱える企業にも販売の場として提供
5.長期化しつつある不景気対策として事業を展開
6.企業の経営の問題(廃棄処分:経費がかかるマイナス要素)をプラス要素に転換し、経費ではなく売上に変える


最新医薬品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本第3版
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 11:16Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年05月20日

脱楽天?ロイヤルホームセンターが楽天市場店を閉店に

2004年ごろから楽天市場で運営していた
ロイヤルホームセンターの楽天支店が閉店とのことです。

10万アイテム以上を楽天に掲載していたが
思うように売上が伸びなかったのだろうか。
今後は自社運営サイトに注力していくようですが、
現状見る限り、いろいろなものを取り扱いすぎて、欲しいものが見つけにくい印象。

ホームセンター関連でネットショップ成功事例というとコメリを思い出すが、
コメリも楽天市場などのモールよりも自社運営サイトがメイン。
10万アイテムを超えるホームセンター系は
他社のシステムにあわせるよりも、独自のシステムの方がやりやすいということだろうか。



http://www.rakuten.ne.jp/gold/royalsizai/
http://www.royal-hc.co.jp/internetshop/index.html
楽天市場Let's店 閉店のお知らせ
楽天市場にて営業してまいりましたロイヤルホームセンターLet's店は2010年5月12日をもちまして閉
店することとなりました。長年に渡りご愛顧いただき誠にありがとうございました。今後はロイヤルホームセンターのインターネット通販サイト「ロイモール」
をご利用くださいますようお願いいたします。
  

Posted by 播磨のいぢ at 18:42Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年05月01日

ネット消費時代の新インフラ御三家 物流・決済・窓口

楽天市場、自社物流でネット通販即日配送体制構築のニュースを見て、
ネットビジネスのあり方が本当に変わりつつあると感じています。
一部の特殊なものから、当たり前にある「社会的インフラ」へと
変わっていく段階にあるのだと思います。

@参考記事
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100424
「ネット消費時代の新インフラ御三家」小口物流・決済・窓口拠点
勝ち組ネット通販の儲けのしくみ

  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 12:49Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年04月30日

楽天市場の自社物流 アマゾン対抗で全国即日配送体制へ

本日の日経新聞一面にて興味深い記事が。

なんでも楽天が自社物流を構築して楽天市場出店企業の商品を
全国へ即日配送できる体制を目指すとのこと。
手始めに自社の楽天ブックスが取り扱う書籍やCD、DVD等を
即日配送体制に移していくとか。

また更に興味深いのが楽天市場買い物用の専用端末の開発をしているというニュース。
バーコードを読み込むと自動的に最安値の商品を購入できるという。
いろいろ新しい取り組みが加速している。
共通しているのはリアルとサイバーの融合。 
図解物流の最新常識第2版


●ニュースキーワード
楽天市場 全国で即日配送へ
千葉県市川市の物流センター
米系倉庫会社から賃貸
2010年秋稼動
楽天物流
2万3000平方メートル
1日10万件出荷
全国5箇所に大規模物流センター設立
全店舗の商品配送をカバー
1拠点あたり10数億円

当面は楽天ブックスの商品を取り扱う
楽天が商品仕分け、配送はヤマト

楽天 最安値購入 バーコード読み取り端末開発
端末は無償提供の可能性

@参考ニュース
楽天、自社物流を整備 「リアル」との融合急ぐ 
http://www.nikkei.com/
日本経済新聞  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:42Comments(1)Eコマース・ネット事業

2010年04月19日

楽天市場コスメランド 過去3年間の業績開示 年商60億の中身

先月当ブログでも紹介した楽天市場の大手ショップ、コスメランドが
カタログ通販大手の旧ムトウ・スクロールの子会社になる件、進捗があった模様。
コスメランドの最近3年間の経営成績及び財政状態が開示された。

これによると過去3年間で売上が毎年150%アップしていたようだ。
     売上    利益
2007年  31億   8千万 
2008年  46億   2億
2009年  60億   3億


コスメランドは2003年に楽天市場に出店。
2005年にショップオブザイヤー受賞。
2006年には楽天に3店舗目出店
2007年には楽天に4店舗目、ヤフーにも出店。

普通に考えれば2010年度も
売上60~90億円、利益も3~5億くらい出るはずが。
なぜ売却しちゃったんでしょう。

※スクロールの次回決算が楽しみ。

また経常利益率が5%近いわけだけど、
楽天市場では売上の8~10%近くを課金されるのに
(出店コスト、売上課金、決済手数料等)
薄利多売の化粧品・コスメのディスカウント商法で
よく利益を残せていたなという印象。

その代わりキャッシュはショートしていたようだけど。

いろいろ参考になる事例だと思うので
楽天出店を考えている方、
すでに楽天市場で売上を作っている方は注目していただきたいと思う。

成功のコンセプト

@参考資料
http://www.scroll.jp/up_pdf/100415press.pdf
株式会社スクロール
株式会社イノベートの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

@過去ブログ
http://lohas.tenkomori.tv/e157874.html
2010年03月16日 M&A スクロール(旧ムトウ)、コスメランド子会社化に思う
楽天市場で年商60億を超える売上を誇っていたコスメランドが通販準大手旧ムトウのスクロールに子会社化(買収?)されることになったようだ。  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:32Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年04月14日

阪神酒販 檜垣周作社長は34歳 飲料のユニクロを目指す

神戸の阪神酒販という会社がすごい。
週刊ダイヤモンドで紹介記事が出ていたのだが、
社長は34歳。
2001年に事業を開始し、10年で年商150億を目指すところまできたとか。

阪神酒販株式会社は楽天市場等で
主に飲料やお酒を販売しているのだが、
最近はペット用品や海鮮、ピザなど取り扱い商品も幅広い。

しかも基本的には社長自らがネットショップの運営にあたるというよりも
社員をそれぞれの多店舗化した店舗の責任者に任命して運営しているようだ。

飲料業界のユニクロを目指すという方針が分かりやすく、
お酒やミネラルウォーターの価格破壊を推進している。

現状は富山の置き薬方式で企業の事務所に飲料を置いているとか。
この事例はグリコ等がお菓子の配置販売方式で成功しているという例もあったと思う。

置き薬方式でお菓子、飲料が成功したなら、
次は化粧品やサプリメントなどもうまくいくんだろうか?

日本経営者列伝


@参考記事
http://diamond.jp/articles/-/7865
「富山の置き薬」方式で急成長!飲料の価格破壊を仕掛ける革命児
阪神酒販社長 檜垣周作

1976年生まれ、34歳。甲南大学法学部卒業
2010年度 売上150億円見込み



@参考事例
http://www.ezaki-glico.net/officeglico/
オフィスグリコ オフィスのみんなのやる気を引き出すリフレッシュボックス
お菓子の配置販売方式  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:55Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年03月26日

リアルとネットの関係性について 楽天市場うまいもの大会

 
ここ数年、ネットとリアルの境界線があいまいになってきているように思う。

私はこれまでネットビジネスに関わっていいる立場として、
「ネットとリアルの垣根を壊したい」という気持ちを抱いていた。
実際、ネット事業と実店舗が共同できるようになることが理想だと思っていた。

なぜなら、リアルとサイバーの融合こそ新しいビジネスモデルだという信念に賛同していたからだ。

しかしここにきて状況は変わってきていると思う。


大手企業が次々とネット事業に参入し、メーカーも小売も問屋も
大手企業であればネットに関わっていない企業を探す方が難しい。

環境も激変してきている。
各家庭にブロードバンドのインターネット環境が普及したし、
国内で1億台以上普及しているという携帯電話、モバイル環境も整備されつつある。
つまり24時間、いつでも携帯からネットに接続し放題な環境ができているのだ。

これは10年前にはありえなかった状況。


ここで考え直さないといけない。

我々はこれからどうすればよいのか。

大手がこれから進んでいく道に我々も進んで大丈夫なのか?
そんな場所に生き残れる余地はあるのか?

恐らく、ほとんど可能性は無いと思っている。

ネットはネットらしく、ネット企業ならではの色を出していく必要性を感じる。

大資本の小売店やメーカーはその気になれば
中小弱小のネットショップなんて一捻り。


私達は楽天市場が進んでいこうとする方向とは逆の方へ帆を張らねばならない。

世の中がネットとリアルの融合、コラボ、相乗効果を目指すならば
我々はネット単独でネットでしかありえず、ネットならではの価値を示すしかない。

ネットとリアルのあいだ
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 14:05Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年03月16日

M&A スクロール(旧ムトウ)、コスメランド子会社化に思う


楽天市場で年商60億を超える売上を誇っていたコスメランドが
通販準大手旧ムトウのスクロールに子会社化(買収?)されることになったようだ。

コスメランドは中国地方島根県浜田市という地方都市を母体にがんばってきた店舗だ。
その沿革を見ると社長の吉本氏がたたきあげで取り組まれ、
わずか5年あまりでゼロから年商60億規模まで急成長させたことが分かる。

コスメランドを運営している会社は株式会社イノベートという名称で、
近年は化粧品部門だけでなく、ペット部門の商品の取り扱いや
BtoBのマッチングサイト「ザ・ビジネスマッチ」など経営を拡大し、
年商100億、ジャスダック上場を目指して売上を伸ばしてきていた。

そのあたりのいきさつ、苦労話は下記2008年ごろ公表された記事に詳しい。
→www.chugoku.meti.go.jp/policy/new/realworkstyle50/2008/no08.pdf

今回の件は桃源郷株式会社とNECビッグローブの資本提携とは違って、
コスメランドの吉本社長が退任し、旧ムトウ側から新社長が選任されるという点が気になる。

1代でゼロから築きあげた自分の会社とショップを手放すというのは
背景にどんな事情があったのかと想像してしまう。

ちなみに楽天市場での店名コスメランドは引き続き変更せずに運営するようだし、従業員もそのままだという。
一般の利用客に影響は無いと思われる。

ただコスメランドはブランド品の並行輸入やディスカウント戦略でのしあがってきただけに、
上場企業の子会社となると従来のような手法が通用するのかどうか。

また年商60億といっても個人商店的な空気で突っ走ってきたコスメランド、
社長が交代してしまって今までどおりやれるのかどうか。

勝手にいろいろ推測してしまう。

蛇足だけれども、通販のムトウといったらお馴染みだけれども、スクロールっていわれも
どんな会社なのかイメージ沸かない人多いんじゃないでしょうか。



@参考ニュース
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=518393004
島根ワイド : 浜松の会社が通販・イノベートを子会社化へ



以下個人的妄想含めた想像。
↓  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 11:26Comments(1)Eコマース・ネット事業

2010年02月08日

3/13オープンソースカンファレンス神戸 CMS研究

WEB、インターネットの特徴は様々な情報が無料で利用できるという点があると思う。
そのなかでオープンソースといわれるソフトウェアは今やインターネット、パソコンを利用するのに欠かせないツール・インフラになっている・・・・


Eコマースの世界でもECキューブやOSコマース、ZENカートなどオープンソースによるソフトウェアが多数存在し、誰でも安価に手軽にネットショップを開設することを可能にしている。

地方で弱小、ニッチな世界を攻めるネットショップ店長なら
できる限りオープンソースのソフトやフリーソフトを活用しながら
低コストで運用していかないとやっていけないと思う。


そんなオープンソースの世界を神戸で体験できるイベントがあるみたい。
無料なので興味のある方は是非一度足を運んでみては。

『オープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobe』
日程:2010年3月13日(土) 10:00-18:00
会場::神戸市産業振興センター
日程:2010年3月13日(土)10:00-18:00
会場:神戸市産業振興センター  [アクセスマップ]  (JR「神戸」駅より徒歩約5分/阪神電鉄「西元町」駅より徒歩約6分 / 神戸高速鉄道「高速神戸」駅より徒歩約8分 / 市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩約5分)
費用:無料
内容:オープンソースに関する最新情報の提供
* 展示 - オープンソースコミュニティ、企業・団体による展示
* セミナー - オープンソースの最新情報を提供
主催:オープンソースカンファレンス実行委員会
共催:地域ICT推進協議会(COPLI) 
企画運営:株式会社びぎねっと


※追記
個人的に興味があるのは
Magento-JP User Group
TYPO3 UsersGroup JAPAN
Usagi Project  オープンソースCMS「concrete5」
などのCMS関連、Eコマース関連のオープンソースプログラムです。

@参考資料
http://www.ospn.jp/osc2008-kansai/18-D4-OSSReport.pdf
NPOの団体運営におけるオープンソース・ソフトウェア活用の実証実験報告書
2008年7月10日ひょうごんテック第4.2版  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:27Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年01月19日

eブティックヨーロッパ倒産 ヴァイスロイ伊藤深社長について

倒産。
楽天市場、ショップオブザイヤーをかつて獲得していたeブティックヨーロッパが倒産した。

いや正確にはeブティックヨーロッパを経営していた株式会社ヴァイスロイ・インターナショナルが、2010年1月4日に事業を停止した。

ヴァイスロイ・インターナショナルは、楽天・ヤフーなどで、「ぽんマルシェ」「eブティックヨーロッパ」などを出店していて、3年前には50億円を超える売上を誇っている大手ネット通販企業だった。
特に楽天市場ではファッション・アパレル部門の「SHOP OF THE YEAR」を受賞するなど優良店舗として知られていた。

ところが倒産。

年末ギリギリまで年末年始セールをやっていた。
今もホームページは一部残っている。

しかし事業は停止。
もう今後の営業はどうなるのか分からない。
原因は競争激化とのこと。負債総額は20億円とも。

このヴァイスロイ・インターナショナルは伊藤深社長が
1990年に一人で立ち上げた会社だそうな。
そこから10数年。売上規模は50億円を超え、ネット売上規模なら全国上位50位以内に入るような会社に成長した。(今思えば膨張した)

数々の受賞歴が示すとおり、ヴァイスロイ・インターナショナル、伊藤社長が手がけたショップは大繁盛した。
楽天市場『SHOP OF THE YEAR 2006』において、『eブティックヨーロッパ』が、バッグ・小物・ブランド雑貨ジャンルの『ジャンル大賞』を受賞、『ぽんマルシェ』が、ファッション・アパレル・靴ジャンルの『ジャンル賞』を受賞というように。
しかし倒産した。
40名近い従業員はどうなった?
20億円の負債をどうするの?

ヴァイスロイ・インターナショナルはネットコマースのトップを走っていた。(時代もあった)
モバイルコマースで売上7億と全国でも有数の規模を誇っていた。
それでも倒産した。
資金がショートしたのだ。

だれも助けてくれない。
楽天市場もヤフーもグーグルも助けてくれはしない。
そしてヴァイスロイ・インターナショナルがなくなったとしても
今日も明日も明後日も普通に滞りなく世の中は動いている。


考えてしまう。
何のために汗水たらして売上規模を拡大させようとしていたのかと。

考えてしまう。
楽天市場っていったい何なのか。ショップオブザイヤーって一体。

考えてしまう。

考えてしまう。

ヴァイスロイ伊藤深社長も最近はコンサルタント事業に力を入れられていたようで。

直近のセミナーでは
モバイルコマースで勝利するノウハウと事例 
ブランド品、ファッションアパレルのモバイルECを展開するヴァイスロイ・インターナショナル。成功している独自の囲い込み戦略などを披露する。!


 『モバイルコマースは本気でやった者だけが勝利をつかむ』
どうすれば競合サイトの中でNo.1になれるのか

などといったテーマで講演をされていたようだ。
勝利した結果、成功した結果、No1になった結果、本気でやった結果が父さんなのか。

あんまりだ。

@参考ソース
http://www.tsuhan-ec.jp/news/syosai.php?s=100627
楽天ショップオブザイヤー獲得ショップ運営のEC大手ヴァイスロイが事業停止  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 14:06Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年01月19日

楽天市場セミナーin 小野市 ネットショップの売れるコツ

楽天市場の出店セミナーが小野市で開催されるようです。
播磨地方でも楽天市場の有力ショップが数多く誕生している状況で、
北播地域も年商数億円規模のネットショップがあるようです。

この機会に播磨の片隅で活躍されているネットショップの空気を味わえたら。



@セミナー情報
http://www.onocci.or.jp/occi/buisiness/semminer/index.html
楽天市場ECセミナー ネットショップの売れるコツ! 
テーマ インターネットショッピングモールの現状
*オンラインショップが売れる仕組みについて
*売れるためのポイントとは?(楽天市場での成功例)
*成功するお店に欠かせない「3つの要素」とは?

講 師 楽天株式会社 店舗開発部 粕谷 有亮 氏
日 時 平成22年1月28日(木) 19:00~20:30
場 所 小野商工会議所 4F 大会議室
定 員 50名(先着順)
参加費 無料
共 催 小野商工会議所・楽天株式会社

大きな地図で見る


@参考ニュース
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/migake/165.html
神戸新聞 きよたにや(小野市) ネット衣料品店 掲載日:2008/02/26

  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 11:04Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年01月18日

ネット通販事例紹介@住宅建材、金物のエースネット

ここ数年、ネット通販の世界も二極化が顕著。
多くの商品を幅広く扱う総合ショップのロングテール戦略と
特定のカテゴリーの商品を深く扱う専門店のニッチ戦略。

どちらが正解というものはないと思うけれども
後発組がシェアをとるには中途半端な総合店よりも
やっぱりニッチな専門店の方が成功の確率は高いと思う。

しかしどのニッチジャンルを選択するのかが勝負の分かれ目。
自社が取り扱う商品の価格、品揃え、納期・在庫状況に加え、
他社の競合状況、そもそもの市場規模・マーケットサイズも重要なポイント。

ネット上での市場規模はリアル市場のまだ10%程度と考えた方がよいから、
リアル市場で10億円程度の市場規模なら、ネット上では1億円程度。
その1億円のパイを巡る競争にどの程度勝ち目があるのか。


杉田エースの住宅建材・金物通販サイトも
非常にニッチなジャンルで独立自社サイトとしては
売上をすぐに上げていくのは難しいと思う。

しかし取り扱い可能であるという5万アイテムが
市場相場よりお得な価格で展開されるならコアなユーザーが定着するかも。

個人的に素晴らしいと思ったのが初期投資をそれほどかけていないと思われる点。

自社通販システムを独自に開発するのではなく、
既存のASPサービス(ワイズカート)を利用して展開しているので
最悪失敗したとしても傷は浅い。

インテリアとリフォームのコミュニティサイトとうまく連動すれば
一定以上の成果が出せる可能性も・・・


@参考ソース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=241018&lindID=2
杉田エース、住宅建材・金物の通販サイト「エースネット」を開始  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:57Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年01月14日

2009年度楽天ショップオブザイヤー爽快ドラッグについて

爽快ドラッグが楽天市場の2009年度ショップオブザイヤーに輝いた。
すごいことだ。
2位以下にはジョーシン、ケンコーコムが続く。

これは何を意味するのか。

整理しながら考えてみたい。

1、個人経営のネットショップの限界
2、楽天市場・メガショップと同じことをしていては生き残れない
3、5年あればEコマースのトップに立てる



1、個人経営の限界について。
爽快ドラッグ 6万点、ケンコーコム13万点、ジョーシン8+12万点
ネット通販で年商100億を目指そうと思うと
もはや10万点近くの商品を取り扱わなくてはならない。
商品調達力、価格交渉力、システム管理ノウハウ・・・
すべてが伴わなくてはメガショップとして運営できない。
それができるのはもはや個人派生ではなく、上場大手企業(の子会社)のみ。
今後楽天市場では中小零細ネットショップよりも
超大手ネットショップに最適なサービスを次々と生み出していくことでしょう。

※クレジットカード料率も大手だけは違うし、顧客の個人情報も大手には流す。
※あす楽や海外配送も大手が有利なサービス

当たり前といえば当たり前ですが、
ネットショップ業界も個人商店連合の商店街が淘汰されて、
イオンやヨーカドーのような大手スーパーがはびこる時代になったと考えられるでしょう。

ならば逆に、楽天市場には出来ない中小零細ネットショップを生かすモールがあってもいい。

2、楽天市場・メガショップと同じことをしていては生き残れない。
分かっちゃいたけど現実は厳しい。
楽天ショップオブザイヤー上位に爽快ドラッグとケンコーコムという
小売業から発生した企業ではない会社が運営するショップが占めてしまった。
両者ともメーカー、問屋、商事会社連合というイメージ。
ここにドラッグストア単体のお店が同じ土俵で勝負を挑んでも
在庫、物流、価格の面で勝ち目があるわけない。
問屋が自ら小売店への卸価格よりも安い値段でネットで小売しているのだから。
もはや地方中小ドラッグストアのネットショップでは
楽天市場の販売手数料すら払い続けることはできない・・・
メーカー、卸のネットショップにはできないことをやらないと。

でも、何ができる?


3、5年あればEコマースのトップに立てる?
今回楽天市場ネットショップの頂点に立った爽快ドラッグは
2004年ごろまで月商1000万から2000万程度の中小規模のショップだった。
それが2004年末以降、住友商事の人材・物流・システム・ノウハウ・資金が入ることによって
劇的に急速に生まれ変わった・・・・

2年で10倍、4年で20倍、・・・いまや年商100億に迫ろうという勢い。
(当初は利益すら出ていなかったはず。いまも不明だが)

この5年で爽快ドラッグはまったく違う企業に生まれ変わった。

爽快ドラッグとケンコーコムという2つのメガショップによって
日用品・飲料・健康食品・医薬品・化粧品等のコモディティグッズはネットで劇的に買いやすくなっ

た。
そして価格が限界まで下った。

いわばネット業界のデフレリーダーである。

時代の流れにも乗ったわけだ。

薬事法の改正にも負けず、うまく生き残っている。


↓以下続きます
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 12:39Comments(0)Eコマース・ネット事業

2010年01月08日

アマゾン、すべての商品を送料無料に マーケットプレイスは別

アマゾンがすべての商品を送料無料で出荷するキャンペーンをやっているとのこと。
飛び上るほどびっくりしたのだが、対象はアマゾンが出荷する商品のみとのこと。

それだとほとんどの商品は従来から送料無料だったのでそれほどの購買意欲は刺激されない。
(けれどキャンペーンのインパクトとしてはデカイ)

そのうえ出品者側としては顧客が送料無料サービスを当たり前と感じてしまって
送料別途請求するということが阻害要因になりかねない・・・

かつては送料を別途請求しなければ通販の商売は成り立たなかったけれども
価格競争がより激しくなっている状況で、さらに送料の競争もとなると
弱小中小ネットショップではとうてい太刀打ちできない。

アマゾンや楽天大手が取り扱うコモディティジャンルの商品では勝負あった模様。
今後、弱小中小零細ネットショップが生き残るためには
送料を負担してでも欲しいと思わせるような商品・サービスを考えなくては。

イチ利用者としては、アマゾンマーケットプレイスの商品が同一梱包で出荷してくれたり
送料無料になってくれたりすると助かる。
(1円の本でも2冊購入すると送料が2件になるのはしんどい)



@ソース http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100108006.html
★アマゾン初!すべての商品が送料無料に
・大手ネット通販サイト「Amazon.co.jp」(アマゾンジャパン)が8日、すべての商品の
配送料を無料するキャンペーンをスタートした。通常、1500円以下の商品を購入する場合配送料300円がかかっていた。マーケットプレイスでの注文は対象外となる。
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 15:28Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年12月18日

ネットスーパー成功事例 月商2億・三重県スーパーサンシ

ここ数年、縮小気味の小売業界の中でも宅配、通販関連はなんとか拡大傾向にある数少ない事業。

ただし売上は拡大傾向にあっても
競合率も高まっていて
なかなか利益を出すのが難しい。

特に、宅配・ネットスーパー事業はそれなりに初期投資もいるし黒字ベースに乗せるのは至難の業。

イトーヨーカドーやイオンなど大手が本格的に参入し、大都市圏ではすでに競争が激化。
そこに楽天がモールを提供したり、ヤマト運輸がネットスーパー支援のサービスを提供したり。
業界はすでに次の覇権を争う戦国時代。



そんな中で、朗報。
地方企業でもなんとかうまくやっていけている事例がある。

↓参考ニュース
http://mainichi.jp/area/mie/news/20091217ddlk24020131000c.html
商品宅配サービス:高齢化や共働き増加でニーズ拡大 スーパー売り上げの1割 /三重

三重県のスーパーマーケット「スーパーサンシ」の宅配事業だ。
利用者は1万3000人、7店舗合計で月商2億、配達は7万件、2年前から黒字化している模様。
(1回あたりの客単価は2000円~3000円だろうか)
ポイントは1500円以上買い上げで送料が無料であることと、
利用料が月500円の定額コース、1回100円のスポット配達コースがある点。
また決済方法は口座自動引き落としに一本化、不在時対応の施錠ロッカー無償貸与まで。


運営母体である、スーパーサンシ株式会社は三重県を中心にスーパーマーケットを展開しているが
総売上額は500億円を超え、従業員数2000名以上の大企業といってもいい。
しかしやっていることは結構地道。

お店の商品を自宅に届けてくれる「らくだ便」は保冷車・保冷箱で届けてくれるらしいし、
自宅で注文する場合は無料で貸してくれるロッカーに商品を収納してくれる宅配システムがあるという。
結構いきとどいている。
全国規模の超大手だけが生き残るのではなくて、
ローカルだけど、地域密着顧客密着で親切便利なサービスをしている企業も確かにある。
そういうところがしっかり顧客に評価されて売上アップ、黒字化しているのはすばらしい。

地方のローカル小売店の生き残り策として、
超接近戦、御用聞きサービスというのはよく言われるけれども、
実際にやってみて黒字化しようとすると
しっかりとした戦略と確かなサービス、技術革新、コスト削減なくしてありえない・・・


  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:26Comments(4)Eコマース・ネット事業

2009年12月15日

世界1周雑貨バイヤーを募集!最高報酬200万円

世界一周をして旅先で仕入れた雑貨をネットで販売する・・・
そんな夢のような企画に200万の報酬もついてくるという。

結構魅力的。

キャッチコピーは世界一周のシゴトあります。

応募ステップは以下の通り。
1、買い付けルート作成
2、ユーザー登録
3、エントリーシート入力
4、プロフィール作成.

面白いのは買い付けレポート、ブログの更新が条件であるということ。
アースマラソン間寛平の地球一周や猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイクを思わせるリアルタイムっぷり。

ここから面白いコンテンツや新しいネットスターが生まれるかも!?

もしかたら盛り上がってきて、テレビ番組に昇格するかもね。

世界一周(主要都市15箇所めぐり)に要する時間は1ヶ月~2ヶ月を想定している模様。

2ヶ月ほど時間が空けられる人や(若手芸人なんて最適?)
ここで人生のターニングポイントにしようという人にうってつけかも。


@参考
http://calamel.jp/buyer/ 世界1周雑貨バイヤー募集! - カラメル
世界中での雑貨の買い付け

世界中の都市を周り、雑貨を買い付け、週に1度買い付けた雑貨を領収書と共に日本の事務局に国際便で発送していただきます。
雑貨の販売はカラメルのスタッフが運営するネットショップで販売します。

買い付けレポート
買ったものの内容・金額、使用感、買い付けの様子などを、ブログなどでレポートしていただきます。
ブログは、最低1日1回更新していただきます。

報酬
期間中最大200万円 (100万円最低保証+出来高報酬最大100万円)

応募資格
20歳以上の方
※告知メディアや当社WEBページへの掲載が可能な方、1~2ヶ月の長期海外渡航が可能な方

待遇/海外旅行渡航費用支給、海外生活費支給、買い付け費用支給、PC・携帯電話・デジカメ貸与
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:58Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年12月10日

楽天市場ヒット商品番付2009 ランスカ、ハイコ、ナノケア

楽天市場で今年の消費動向を象徴するキーワードでまとめた、「楽天市場ヒット商品番付2009」が発表されている。
数少ない成長業界であるネット通販の2009年ヒット商品を一覧できるので興味深い。
(集計は9月末までの分らしいが)
全体の流れとしては他のヒット商品番付と同じだが、初めて聞くような商品名もあるので
来年以降の売れ筋の流れをみるためにも詳細チェックしていきたいところだ。

↓↓↓



「楽天市場 2009年 ヒット商品番付」

 
・横綱     
1,000円高速関連:ETC車載器、液晶ポータブルカーナビ、ハイビジョンデジタルムービーカメラ     
エコポイント:ハイビジョンテレビ、省エネエアコン、家庭用生ごみ処理機


・大関     
インフルエンザ予防関連:手ピカジェル、加湿空気清浄機、感染予防ゴーグル    
ハンドメイド:パンづくり基本5点セット、圧力IH炊飯ジャー、ハマナカ手芸糸


・関脇     
ジョギング:ランニングスカート、ランニングトランクス、骨盤ウォーカーベルト            
おうちエステ:ゲルマニウムスリムローラー、パナソニック ナノケア、美鼻矯正器具ハイコ


・小結     
大容量ディスク(テラ化):HDD&DVDレコーダー、内蔵HDD1TB、USB外付けHDD    
おしゃれ子育て:エルゴキャリー抱っこひも、ベビーフォーマルスーツ、ロワイヤルオートスウィング


・前頭                    
つけ麺
調味料              
プチ学習
大衆スポーツ          
家電の二極化/安価・高価
マイケル・ジャクソン       
エンタメ小説

・期待株     
銀塩カメラ  
ジビエ      
韓国ビール  
セクシーメンズインナー


@ソース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=237542&lindID=2
楽天、「楽天市場 2009年 ヒット商品番付」を発表 
http://ranking.rakuten.co.jp/yearly/banduke/
「楽天市場 2009年 ヒット商品番付」
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 11:58Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年12月09日

価格誤表記のイトーヨーカ堂ネット通販が閉店、さらに表記ミスも

2009年10月にネット通販上で価格表記ミスがあったイトーヨーカドーのネット通販サイトが閉店することになったらしい。
で、新装開店したセブンネットショッピングでも価格表記ミス?らしきものがあり、
@ちゃんねる等でお祭り状態の模様。

しかし今回は微妙な価格なので、表記ミスなのか単なるセールなのか区別がつきにくい。

ヨーカドーの通販サイト閉店の件も、単にグループの戦略上の都合で
複数に分かれていたネットショッピング部門を統合しただけなのかもしれない。
(もちろん、価格表記ミスで担当者が責任をとらされた可能性もゼロじゃない)

いずれにしても、最上級の広告宣伝になったことは確かで、
広告効果は数百万円以上の価値はあったんでは?

価格表記ミスは時流に最適なマーケティングという見方もある・・・



@参考ソース
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091208004.html
価格ミスの「イトーヨーカドーネット通販」が閉店
今年10月、4時間に渡り価格誤表記のまま商品を販売した「イトーヨーカドー」のネット通販サイトが、今月7日をもって閉店することが同サイトで発表された。


http://www.itoyokado.jp/ikou_pc.html
ネット通販 移行のお知らせ
イトーヨーカドーネット通販をご愛顧たまわり誠にありがとうございます。
この度、12月8日にグループの株式会社セブンネットショッピングによる
新しいネット通販サービス「セブンネットショッピング」がスタートいたしました。
これに伴い、当サイトは、12月7日をもって閉店いたしました。
永らくのご愛顧、誠にありがとうございました。



http://company.7netshopping.jp/partner-new.html
新規お取引について - セブンネットショッピング 
こだわり専門店の出店について
こだわり専門店とは、商品に熱い想いとこだわりを持ったプロデューサーがとっておきの商品をご提案する空間です。   続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:07Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年12月09日

トップ0.1%の条件 ECビジネス成功者たちの「志力」

ネットショップの本が出ます。
楽天市場や自社サイトで運営している中堅ネットショップ店長の本です。
本屋でみかけたら立ち読みなどいかがでしょうか。
超大手ではない、等身大のネットショップ店長の声が聞こえるかもしれません。

・・・・ただ自らをトップ0.1%に属し、ECビジネス成功者って言ってしまっているので
2009年現在のネットショップ最前線とは状況が異なる可能性も考慮すべきかも。

2000年頃から2006年頃にかけて業績を上げた、
中小のなかでは有名なショップであることは確かです。



@参考ソース
https://marc.achievement.co.jp/ec/html/products/detail.php?product_id=204

トップ0.1%の条件 ~ECビジネス成功者たちの「志力」~ (単行本(ソフトカバー))
加藤 敏明 (著), 永田 ゆえみん (著), 道端 俊彦 (著), 小川 順子 (著), 織田 一彦 (著)
価格: ¥ 1,575
# 出版社: アチーブメント出版 (2009/12/22) 
# 発売日: 2009/12/22
# Amazon.co.jp ランキング: 本 - 83,816位
急成長を続けるネットショップ市場。
「月商300万円でひとまず成功、月商1000万円で大成功」と言われる業界の中で、月商1000万円を4年続けることができているネットショップは0.1%にも満たない。
彼らはなぜ成功できたのだろうか?
「潤沢な資金があったから?」
「売れる商材を見つけたから?」
「早い時期に開業したから?」
あらゆるジャンルに共通している、上位0.1%に残る人とは、ひとことで言えば「あきらめなかった人」である。どんな困難や壁に突き当たっても、それを乗り越えて続けてきた人たちにほかならない。
では、あきらめずに続けることができた人たちの原動力はどこにあるのか?
ネットショップの成功者たちが集客方法よりもページデザインよりもキャッチコピーよりも重要な、成功するために必須の条件を著者自らの体験を通して語る。
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 09:30Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年12月02日

クリック&モルタル2.0 販売以外の店舗価値についての考え

12/1のChikirinの日記 記事、非常に考え方として参考になりました。
クリック&モルタル2.0という感じで、
ネット販売をサポートするための実店舗という考え方のビジネスモデルが
成立するのかどうか、いろいろと考えてみたいと思います。




2009-12-01 考)“販売以外”の店舗価値 
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091201
(1)買い物の楽しみの提供
(2)ショールーム店舗
(3)フィッティング店舗
(4)非標準商品(サービス)へのアドバイザリー店舗 
(5)バックヤードとしての店舗
(7)取り次ぎ店舗 “取り次ぎ代行業的店舗”
(8)自分がいく必要のある店舗

「実店舗での販売をサポートするネット」だったのが、
「ネット販売をサポートするための実店舗」になっていくっていうかね。



こちらも参考になります


2009-11-29 街の風景が変わる
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091129
2009年11月26日、日経新聞の一面トップ記事の見出しは「JTB、国内200店閉鎖」だった。200店という数は全体の2割にあたるらしい。流行り言葉を借りれば「販売チャネルの組み替え」であり、旅行は「店舗の窓口で売る商品」から、「ネットで売る商品」に変わっていく。
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 11:39Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年11月30日

ネットショップの老舗、金魚んどっと混む(たろべ)が倒産

もう二週間以上前のニュースのようだけれども、個人的に衝撃的なニュースが。
私がネットショップを始めた頃に結構有名だった、楽天市場の金魚んどっと混むが閉店・倒産したらいい。

5~6年前の健康サプリブームがあったおりには
有名ショップの一角だっただけに、寂しいニュース。

ネット上の情報によると売上が6億で負債が3億。
結構リアルな数字だ。

楽天市場、アマゾン、ビッダーズ、ストアミックスや自社サイト等販売ショップを広げつつ
ネッシーやアリババなどには卸として出店していた。

経営状況が悪化したのは海洋深層水と新型インフルエンザマスクが関係しているとか。

コレまでのノウハウや経験あるスタッフが多数いるだろうから、
今後は別の形で再出発するのかもしれないけど
ひとまずお疲れ様でした。


@参考ニュース
http://www.bci.co.jp/ecommerce/ 
日流eコマース 
第104号のトップニュース 2009年11月26日号
健康EC たろべ 経営破たん 負債3億円に

佐渡市佐和田地区東大通りの衣料販売やインターネットショッピングなどを手掛けていた「株式会社たろべ」が17日負債総額約3億円で倒産した。「たろべ」は一昨年頃から赤字になり今月銀行取引停止になり15日の取締役会議で継続営業は無理と判断し16日に新潟裁判所佐渡支部に法的破産手続きをし17日に決定した。市民が持っている「たろべ商品券」や買い物ポインサービストなどは使用できないようだ。一応来年当初に債権者会議が行われる予定。

 


 
株式会社たろべ 
住所 (〒952-1307)新潟県佐渡市東大通853 
URL ttp://www.rakuten.co.jp/kingyo/
* 金魚んどっと混む 楽天店
* ネットショップ金魚 ビッダーズ店
* 金のたまご ストアミックス店
 
代表者 金子明弘

昨年年間売上: 670,000,000円
資本金 10,000,000円
従業員数 24人

文政年間 創業
昭和36年5月 有限会社金子太郎平商店 設立
平成8年10月 株式会社たろべ 設立

平成13年1月にインターネットショップ「金魚んどっと混む」を開設
平成17年12月より「佐渡海洋深層水」を自社ブランドにて販売開始。 

事業内容
1)衣料品の販売
衣料スーパーマーケット 、衣料全般 、服飾雑貨、寝装品
2)インターネット事業部
インターネットショップおよび通信販売での販売
3)海洋深層水事業部
佐渡海洋深層水関連商品の開発および販売

インターネット事業部
海洋深層水事業部   ttp://www.tarobe2han.com/company/  

当社は文政年間より畑野に於いて個人営業を創業、そして代々これを引き継ぎ、昭和36年5月10日「有限会社金子太郎平商店」を設立し、引き続き呉服業を営んで参りました。  

Posted by 播磨のいぢ at 11:40Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年11月30日

ネット問屋スーパーデリバリーが好調の様子(ラクーン)

ネット上でBtoBサイト、スーパーデリバリーを運営するラクーンの業績がよいみたいだ。
世間で不況が叫ばれている中、ネット問屋が高収益を上げているというのが驚き。

実際、ネットショップを運営しようとすると
手数料率の高いスーパーデリバリーのようなサイトから仕入れていたら
現在の楽天市場価格競争には勝てないわけだけれども、
品揃え強化の1ルートとして考えたり、ネットショップ運営初期の低リスクな仕入れ先としては役立つ。

ネッシーの数字も公表されるなら比較してみたいところだ。


・ラクーンの数字

会員小売店舗数 2万5474店舗 (↑2623店舗増)
出店企業数 1072社(↑47社増)

商品売上高 34億1300万円(↑14.8%増)


@参考ニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1128&f=business_1128_030.shtml
ラクーン:ネット問屋は100年に1度の不況にも強いことを証明

@参考ブログ
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091129
2009-11-29 街の風景が変わる Chikirinの日記
今や「ネット販売についてのマーケティング」を学ばずしてマーケティングを学んだとは言えないだろう。そして「ネット上でのマーケティング」とは、大量のアクセス・トラフィックを専用のソフトで分析することから始まるものであり、それらは今までの伝統的なマーケティング分析とはかなり異なったものとなる。  

Posted by 播磨のいぢ at 10:10Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年11月27日

2010年今すぐできる最旬ビジネスランキングベスト30

今月号のビジネスチャンス1月号の記事より、
2010年最旬ビジネスランキング TOP30です。
ハイブリッド店舗というものが参考になりそうに思いました。

従来は業種、業態をハイブリッド(融合)させるのは企業・ショッピングモール単位だったものが
1つの店舗、1つの売り場のなかでハイブリッドさせていかなくてはならないと。

より細かく、より丁寧に売り場のひとつひとつを見直さなければ
生きていけない状況であるということを認識しないと。

新規顧客獲得可能性の高い商材とリピート可能性高い商材の組み合わせの解(売り場)とは!?


月刊ビジネスチャンス 2010年 01月号 [雑誌]
発売日: 2009年11月21日
http://www.bc01.net/articles/latest.html

1位 法人向けエコ対策支援
     ・エコ商材販売
     ・法人向けリサイクル
     ・省エネコンサルティング
     ・エコの見える化支援
     ・カーボンオフセット

2位 ご当地グルメ

3位 ハイブリッド店舗 
         →業態×業態の複合化
         →新規顧客獲得がしやすい業態とリピーターにつながりやすい業態の組み合わせ
         →客単価の異なる業態、店舗の掛け算による商機
     ・美容院にエステ
     ・レストランにパン屋
     ・雑貨に花屋(雑貨店のような花屋)
         →例)花と雑貨のライフスタイルショップ フローレ21グループ「SO」 
     ・整体院×エステ
     ・インテリア店×カフェ

4位 婚活イベント
5位 太陽光発電
     ・新昭和 クレバリーホームFC 千葉県君津市 太陽光発電システム搭載住宅1398万円

6位 iPhone向けビジネス
7位 デイサービスFC
8位 格安レンタカー
9位 インフルエンザ対策
10位 高齢者向け宅配弁当
11位 幼児教室
12位 無店舗リサイクル
         →リサイクル買取をネットで呼びかけ
     ・家具リサイクル フォーディーコーポレーション
     ・ネット買取 マーケットエンタプライズ

13位 地域情報サイト
14位 携帯電話リサイクル
15位 スポーツスクール
16位 一坪店
     ・10円饅頭 小饅頭本舗
     ・おにぎり おむす人
     ・クレープ アフロディーテ クレープミニショップ
     ・THE香水屋 
     ・ばくだん焼き

17位 なんでもアウトレット
     ・不動産 楽待
     ・スイーツ ドルチェDOLCE
     ・ブランドアウトレット

18位 変り種スイーツ
     ・北の綿雪
19位 燃油リサイクル
     ・廃食油再生燃料化装置 セベック
20位 学習塾
21位 社会人向けスクール
22位 宝飾品レンタル
     ・ジュエリーレンタル アプレジェエラーズ
23位 金プラチナ買取
     ・ロイヤルジュエリー 蔵王
     ・おたからや
24位 無店舗ビジネス
     ・ハウスクリーニング
25位 洗濯代行
26位 仏具洗浄
     ・メイクリーン お仏壇本舗
27位 内職
     ・内職斡旋 内職市場
28位 農業
     ・農業周辺ビジネス 農地レンタル支援 バトラァーズ
29位 自転車ビジネス
30位 ドロップシッピング
  

Posted by 播磨のいぢ at 16:10Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年11月27日

楽天オークションの出品商品が楽天市場の検索対象に

楽天市場で従来まで楽天オークション(スーパーオークションじゃなくて、個人出品可能な方)の
出品商品は検索対象外だったのに、
本日確認すると、表示されるようになっているみたい。

現状、楽天オークションという店舗の出品物という扱いのようで、画像は表示されてません。

↓商品をクリックするとこのような画面が表示されて、個人のオークション出品画面に。



個人出品の商品との価格比較も容易になってくるので、
今後ますます競争激化につながるかと・・・


当然、楽天アフィリエイトの検索対象にもなっています・・・


楽天はこのところアフィリエイトのシステムを改定したり、
イーバンクを子会社化したり、Edyのビットワレットを子会社化したりと
システム周り、サービス周りの環境を変化させてきている。
(完全に楽天市場だけが得をするような環境へと・・・)

一見地味だけども、今回の楽天オークションのシステム改訂は効果があると思う。

ヤフーオークションに突き放されてきた個人間取引、CtoC市場でも
楽天が本気になって取り組みを始めたってことだろう。


これなら私自身も従来楽天オークションを軽視してきた方だったが、
取り組む価値が出てきたと思うし、一個人としてはヤフオクの飽和状態よりも可能性を感じる。


  

Posted by 播磨のいぢ at 14:14Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年11月19日

ロングテールをリアルに実践 九州のHC ハンズマンの事例

小売業といえば、いまやデフレ宣言下で価格が安いことが正義のごとくとにかく値下げラッシュが凄まじい。
大手各社がプライベートブランドで価格破壊を起こせば、地方中小小売店も赤字覚悟で値下げ合戦に突入。
それについていけない企業は売上を大幅に落としていく・・・
商品の価格自体が下がって買いやすくなることはうれしいことなのだが、選択肢がなくなるということはうれしくない。

とにかく近頃感じるのは選択肢がなくなってきたな、という感覚。
スーパーといえばイオン系。ジャスコかサティかマックスバリュ。店舗の選択肢自体が少なくなってきた。
同じような商品が同じような値段で販売されてる。
そのうえトップバリュやベストプライスなどといったPBが売り場を占拠していて、商品自体の選択肢が少なくなってきた。
選ぶ楽しさというものが制限されてきているのではないか?と感じている。

一方で、かつて一世を風靡した販売理論にロングテール理論というものがある。
アマゾンを代表するような販売方式で、売れ筋2割よりも死に筋8割に収益を求め強化するような方式。


かつて中小ネット企業がこぞって導入しようとしたけれども、莫大な商品データと在庫の山を管理するコストが大きすぎて結局適正規模を維持するのが精一杯に。

ところがロングテールをリアルの店舗で実現しているホームセンターがあるという。
九州の売上規模200億企業、ハンズマン。

取り扱い品目を縮小するのではなく多様多岐にわたって商品点数を増やして18万点以上の商品を販売しているという。
しかもPOSシステムを導入していない・・・

●気になったポイント
・毎年1万点アイテム拡大
・在庫回転 年平均4回転
・販売数が年一桁商品が全体の60%
・面積あたりの売上高アップのため、商圏拡大・リピート率アップを。そのために死に筋60%を強化。
・ハンズマンの商圏は20キロ
・顧客が来店する理由1位 絶対にある
・毎朝店舗で無料のパンやコーヒーを提供
・死に筋だらけの楽しい売り場


今後更なる価格競争が予想されるなか、
価格以外の競争力って何があるだろうと思うと
一つはハンズマンのような、ないものはないという品揃えであったり店員の親切な対応であったり、お店と顧客の絆構築であったりするのだろう。

ただ素人が模倣だけでロングテール戦略にシフトすると、大やけどをする可能性大。
かつて経験したように。

@参考記事
ロングテールをリアルに実践~九州に“凄い”ホームセンターがあった
小売業の生きる道を探せ――ハンズマン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20091117/209951/?ST=manage 
九州一円にホームセンターを展開しているハンズマン(宮崎県都城市、大薗誠司社長)。店舗数は9店舗。売上高207億円、営業利益も1億円あまり(2009 年6月期のデータ、2010年6月期第1四半期は出店費用の影響で800万円の営業赤字)。ジャスダック市場に上場しているものの、九州以外の知名度はそれほど高くない。中堅に毛が生えた程度のホームセンターである。   続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 09:43Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年10月29日

12/1~改正特定商取引法及び割賦販売法の施行

2008年6月に改正された特定商取引法及び割賦販売法が2009年12月1日から施行されます。
ネットショップ運営する方に関しては大きく影響がある法律です。
特に今回は返品ルールの明確化と明文化が必要になってきます。
必ずチェックして対応するようにしましょう。


●主なインターネット通販関連の変更点

↓↓↓

インターネット取引等の規制強化
○返品の可否・条件・送料の負担を広告に表示していない場合は、8日間、送料消費者負担で返品(契約の解除)
が可能に。【改正特商法第15条の2】
○消費者があらかじめ承諾しない限り、電子メール広告の送信を禁止。【改正特商法第12条の3等】
○個人情報保護法でカバーされていないカード情報の漏洩や不正入手をした者を刑事罰の対象に。
【改正割販法第49条の2】


○インターネット通販を行う場合は、広告に加えて、いわゆる「最終申込み画面」においても、返品に関する特約を表示していないと、返品特約を有効にすることができないこととする。




●「特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律」
http://www.meti.go.jp/press/20090616001/20090616001.html
http://www.meti.go.jp/press/20090616001/20090616001-1.pdf
「特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令」について
  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 17:00Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年10月01日

楽天市場、出店数が3万店を突破 流通総額7千億円ペース

楽天市場の勢いが止まらない。

9月29日の発表にて、楽天市場に出店している店舗数が3万店を超えたとのこと。

そして2009年1月~6月の流通総額が3,758億円(前年同期比20.9%増)となり、
年間7000億円ペースに。
1兆円も視界に入ってきた?


楽天会員数は5,888万人(2009年6月末現在)という発表だが、
重複IDを考えると、実情はもう少し少ないかもしれないが、
1人あたり、年間1万円以上は楽天市場を利用している計算になる。

あと気になったのが、1店舗あたりの売上高。
発表資料によると
09年第2四半期で見ると約670万円/店と、前年同期に比べ17万円、07年の同じ時期に比べると41万円もそれぞれ増えています。
とのことで、消費不況、デフレといわれるなかでも平均して売上増になっているとのこと。

インターネットショッピングにおける、楽天市場優位のかたちは相変わらずで
出店数の伸びは過去最高ペースの模様。
ますます競争は激化。
独自の商品やブランドをもつか、よほどの価格競争力がないと
楽天市場の中で埋もれてしまう状況。
正直、出店しているショップは既に消耗戦になっていると思われるのだが・・・

あぁ、独自の売れ筋ブランドをつくりたい・・・  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:33Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年09月24日

ロイヤルホームセンターの自社通販、ロイモール10/1OPEN

すでに多くのホームセンターやドラッグストアがネット通販に乗り出して
成功したり、失敗したりしていますが、
10月1日にロイヤルホームセンターが自社のネットショップをオープンさせるようです。

現状、よっぽどのブランド力やネームバリューがないと
中小企業のネットショップでは売上が確保できない状況ですが
ロイヤルホームセンターの自社通販、ロイモールはオープン段階で4万点の品揃えを実現するとか。

まぁロイヤルホームセンターは大和ハウスが100%出資していて
非上場ながら、売上高 622億円(2007年3月期)を誇る大企業といえるので
地方の中小企業が同じことをやると痛い目を見そうですが、
現段階での出店準備からオープン販促の手法を研究するには格好の材料かと。

注目ポイントとしては、早期会員登録キャンペーンだろうか。
http://japan.internet.com/release/38659.html


事前に会員登録すると、ロイモールで1回5,000円以上の買い物に利用できる1,000円分のクーポンが3本もらえるそうな。

実質2割引ですね。

ホームセンターの平均粗利が30数パーセントと考えると十分利益確保可能なレベルの販促。

こういった手法で早期に見込み顧客を会員リスト化しておき、
脱楽天市場でも収益が確保できるとなれば
地方中小のネットショップもやってみる価値がある企画だ。

是非注目して、オープン後の動向もチェックしてみたいと思う。


  

Posted by 播磨のいぢ at 15:35Comments(0)Eコマース・ネット事業

2009年09月23日

悪魔手法 楽天市場 翌日配送保証の罰金は店舗負担!

楽天市場がまたしても無謀な作戦にでた。

10月から商品を翌日に配送する保証サービスをスタートさせ、翌日に届かない場合は代金の5%をポイントで支払うとのこと。

ここまではいい。

重要な点は翌日に届かなかった場合のペナルティであるポイント5倍の負担を
店舗側が負うという点だ。

これはむちゃくちゃ厳しい・・・

粗利が4%消えてなくなるのですよ?


翌日配送を保証することは日用消耗品や食品系・飲料系を取り扱っているショップにとっては
他店舗との差別化になるのでやりたいところだろうけど
在庫の調整の問題や翌日配送を完璧にこなす出荷体制・受注処理体制を構築するのは一苦労。

本当に楽天市場のサービスは出店者側にとっては悪魔のささやきに近い・・・

一方利用者側にたってみれば、いつ届くかわからないショップよりも
翌日に各日に届くショップの方がうれしい。
多少値段が高くても納期保証というのは価値がある。
そのお店をお気に入りに入れて、リピーターになってしまうかもしれない。

実際私も楽天市場で飲料を買うお店は数点に絞っているし
その絞ったポイントは価格と品揃えと納期の確実性だ。



2009年9月14日現在で楽天市場モールには29,519店のお店が出店しているらしい。

そのうちどれだけのお店がこの翌日配送保証サービスに賛同するのか分からないけど
この流れに乗るのか、あるいは従来どおりの納期でいくのか
大きな分かれ道になることは間違いないと思う。  

Posted by 播磨のいぢ at 16:56Comments(3)Eコマース・ネット事業

2009年09月21日

ドロップシッピングのトラブル急増&業界は過去最大の売上UP

100年に1度の不況下であっても、大幅に売上を伸ばしている業界もある。
その1つは間違いなくネットショッピング業界。
(ポイントは利益ではなくて、売上という点ね。)

商圏が狭まり、競争が激しくなるなか
多くの業種・業態がEコマースに参入し続けている。

その恩恵を受けているのが楽天市場やアマゾン、ヤフー、ディーエヌエーといった大手モール。
いずれも過去最高売上を更新しそう。

消費者の多くが巣篭もりといわれる自宅で消費する形態になっているのも追い風。

店頭で商品を確かめ、ネットで最安値を探して注文するなんて購買パターンもすっかり定着。

価格コムのアクセス数も過去最高。

ケンコーコムやナチュラムなど小売の上場企業も業績とともに株価上昇中。

世間に吹きすさぶ不況などどこ吹く風。
そんなネット業界で特に右肩あがりの成長が期待される分野がある。

その代表がドロップシッピング。
数年前からアフィリエイトとともに日本でもネットで手軽に始められる副業として流行りだした。

参加しているユーザー数は数十万とも数百万とも。


近年は競争も激化しているけれど、テレビや雑誌等では素人の主婦が月商数百万だとか
サラリーマンの週末起業で月商数千万だとか話題に。

一方、成功事例に注目が集まる中でトラブルも発生中。

ドロップシッピングの悪徳業者が現れだし、被害報告が増えている模様。
代理店契約料やコンサルティング料といって数十万から数百万を騙し取るという手口。

3年以上ドロップシッピングを実際にやっている身としては
無料の大手ドロップシッピングASPからスタートをすることをオススメするし
変な顧問料や契約料が発生する会社とは契約しないように注意を促したい。
(儲かりそうな未開拓なジャンルだからこそ費用が発生するはずという心理はあるが)

またドロップシッピングの市場規模と参加者の現状についても冷静に判断をしたいと思う。


発表されている業界の資料によると
ドロップシッピングの市場規模は『2010年度までに、150億円程度』※現状は100億未満と思われる
会員数は大手2社(もしも+リアル)で約50万人

まぁ現状では上位数%のカリスマドロップシッパーが売上のほとんどを取り込んでいる状態で
残り90%以上のユーザーはトラブル相談に寄せられている通り、
月に1件でも注文があればいいほうという状況だと思う。


アフィリエイトと違ってドロップシッピングはより本来のネットショッピングに近い割りに
業者の煽り文句は、手軽に簡単・誰でも儲かるみたいな煽りなので注意が必要。

(個人的にはドロップシッピングで本当に月商数百万、数千万売上つくれるなら
自分でネットショップを運営した方が、もっと儲かるよと言いたい)




  続きを読む

Posted by 播磨のいぢ at 10:03Comments(0)Eコマース・ネット事業