2009年07月21日
ビジネス勝負脳 林成之 ~脳の本能的3大欲求 仲間になりたい
北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳を伝授し、
北島を金メダルに導いたといわれる林成之・日大大学院教授の本を読んでみた。
特徴的だったのは、脳の本能的3大欲求を
* 生きたい
* 知りたい
* 仲間になりたい
とし、「あたかも人間の脳の仕組みを広げたような社会が理想の姿 」よいう言葉が印象的だった。
理想の姿=脳の本能に従う、ということで
脳の生きたい、知りたい、仲間になりたいという欲求に逆らうようなやり方は長続きしないと。
その他後天的にカリスマ性を身に付ける方法や、えこひいきのすすめ、企画書は4日後に見直せ、などが面白かった。
ビジネス<勝負脳> (ベスト新書) (新書) 林 成之 (著)
発売日: 2009/1/31
Amazon.co.jp ランキング: 本 - 934位
北島を金メダルに導いたといわれる林成之・日大大学院教授の本を読んでみた。
特徴的だったのは、脳の本能的3大欲求を
* 生きたい
* 知りたい
* 仲間になりたい
とし、「あたかも人間の脳の仕組みを広げたような社会が理想の姿 」よいう言葉が印象的だった。
理想の姿=脳の本能に従う、ということで
脳の生きたい、知りたい、仲間になりたいという欲求に逆らうようなやり方は長続きしないと。
その他後天的にカリスマ性を身に付ける方法や、えこひいきのすすめ、企画書は4日後に見直せ、などが面白かった。
ビジネス<勝負脳> (ベスト新書) (新書) 林 成之 (著)
発売日: 2009/1/31
Amazon.co.jp ランキング: 本 - 934位
プロローグ
人間社会のルーツは脳が持つ三つの本能
あたかも人間の脳の仕組みを広げたよな社会が理想の姿
自己チェックシートで知るあなたのリーダー「勝負脳」度
第1章 まずは、「脳のこんな仕組み」を知っておこう
こん睡状態の患者さんが私の話を聞いていた!
人間の「心」のルーツはどこだ?
脳が持つ三つの本能――「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」 ほか
第2章 勝つためには「勝負脳を知る」必要がある
リーダーの「勝負脳」とは何だろう?
私たちはなぜ世界屈指の“最強医療チーム”になれたのか
赤ちゃんを見ると、人はどうして微笑みたくなるのか ほか
第3章 生き残るリーダーの条件「自分に勝つ力」とは?
強い指導者の「勝負脳」をつくるために必要なもの ほか
第4章 「理解する力」を深め、100%判断を誤らない!
判断ミスをしないリーダーになるために ほか
第5章 「指導者としてのカリスマ性」を身につける!
後天的に身につけられる“カリスマ性”がある ほか
第6章 リーダーが必ず持っている「独創的思考能力」とは?
独創的なアイデアを生み出す源 ほか
第7章 なぜ「人間力」がリーダーにとって不可欠なのか?
人間としての魅力をもつことも勝つためには不可欠 ほか
第8章 「過去の体験や訓練を生かす力」のために・・・
過去のしがらみを明日のパワーに帰る!
エピローグ
これからの時代に求められる「勝つ」リーダーの姿
@参考記事
http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080814/gaj0808141851025-n1.htm
北島連覇の秘密は“勝負脳” 林成之・日大大学院教授
林教授は北島の栄冠を「勝つことではなく、“勝ち方”に執着した結果」と指摘する。最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。
●自分に勝つ力をつけるための5つの条件
・自分のチームの弱点を明確にして期限つきで対策を立てる
・つねに自分の限界に挑戦することが出来る
・目的と目標をつねに正しく区別して作業する
・目的のためには自分の立場を捨てることができる
・決断・実行を早くする
→反対意見が出たら3~4日間結論を先延ばしにし考え直すことを習慣に(脳のメカニズム上)
→人の半分の期限で本質に挑戦し成果をあげる(量を倍、時間を半分にする)
→人間の脳は最高で130%の力を出すことができる
→途中でやめない。成功するまでやり続ける。実行することをやめない。
●理解する力を強める
・二つ以上の情報を重ねて理解する
・理解した内容を四日後に再度確認する
・人の話を感動して聴く
・空間認知脳を鍛える
・脳の「統一・一貫性」のデメリットを理解する
→声に出して覚えると記憶がより定着する
→あまり必要でないと判断された記憶は作業記憶として3、4日で消えてしまう
→企画書は4日前に書いてダブルチェック(4日後見直すと余計なことが整理されて必要なことが残る)
→先生や上司を好きになると判断力や理解力が高まる
→空間認知能を鍛える4つのメソッド
①文字をきちんと書く ②絵を描く ③姿勢を意識する ④スポーツをする
●後天的に身に付けられるカリスマ性
・うそをつかない
・つねに自分を高めようとしている
・自分の仕事のロマンを語ることができる
・ワクワクする環境をつくれる
・豊かな表情、笑顔を鍛えている
→うそをついて賢く立ち回っているだけの人生。何を達成したのか。
→後天的なカリスマ性=達成率。
→常に向上していないと社会の進歩に取り残されて坂道を転げ落ちる運命
→社長一人、社員一人の会社のロマンとは。
→ロマン=自己報酬の欲求をくすぐりモチベーションをアップ
→自己報酬=人間の本能・仲間になりたい=自分だけがよければいいではない=関係者の喜び・幸せが自分の幸せに
→えこひいきのすすめ(全員に内容の違うえこひいきする)=ワクワクした気持ち
●独創的思考能力を鍛えるための5つの力
・2つ以上の専門性を磨いている
・たくさんの文化に触れている
・知識を物語の絵や図にしてまとめることができる
・自分の考えに執着しない力を蓄えている
・否定的なニュアンスの否定語を使わないことと素直さを信条にしている
→目を皿のようにして観察せよ。絵なら色の濃淡、音楽なら音程の変化に注目
→子供のひらめきには実用性がない。リーダーの独創性は現状を打破する社会に根ざしたもの
→過去にとらわれないで今この瞬間に命がけで集中する
→否定後=意欲低下、思考力低下、組織の弱体化
→脳の統一・一貫性の働き。新しい情報に則って働き出してしまう。
●リーダーとしての人間力を磨く5つの能力
・人脈が多い
・意見や立場の違いを認める力を鍛えている
・共存、存続を守る脳の機能を理解している
・ほめる力を鍛えている
・人類、社会に貢献するすばらしさを大切にする
→独創性や新しいアイデアは排除ではなく理解や共存から生まれる
→自分がお客そのものになりきる、会社それ自体になりきってやる
→脳は本能的に人類や社会に貢献することを求めている
●過去のしがらみを明日のパワーに変えるための5つの能力
・想像を絶する力を発揮したことがある
・途中で勝ったと思わない
・成功した高揚感を味わったことがある
・会話を楽しみ、コミュニケーションを大切にしている
・時間をおいて繰り返し考えることが出来る
人間社会のルーツは脳が持つ三つの本能
あたかも人間の脳の仕組みを広げたよな社会が理想の姿
自己チェックシートで知るあなたのリーダー「勝負脳」度
第1章 まずは、「脳のこんな仕組み」を知っておこう
こん睡状態の患者さんが私の話を聞いていた!
人間の「心」のルーツはどこだ?
脳が持つ三つの本能――「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」 ほか
第2章 勝つためには「勝負脳を知る」必要がある
リーダーの「勝負脳」とは何だろう?
私たちはなぜ世界屈指の“最強医療チーム”になれたのか
赤ちゃんを見ると、人はどうして微笑みたくなるのか ほか
第3章 生き残るリーダーの条件「自分に勝つ力」とは?
強い指導者の「勝負脳」をつくるために必要なもの ほか
第4章 「理解する力」を深め、100%判断を誤らない!
判断ミスをしないリーダーになるために ほか
第5章 「指導者としてのカリスマ性」を身につける!
後天的に身につけられる“カリスマ性”がある ほか
第6章 リーダーが必ず持っている「独創的思考能力」とは?
独創的なアイデアを生み出す源 ほか
第7章 なぜ「人間力」がリーダーにとって不可欠なのか?
人間としての魅力をもつことも勝つためには不可欠 ほか
第8章 「過去の体験や訓練を生かす力」のために・・・
過去のしがらみを明日のパワーに帰る!
エピローグ
これからの時代に求められる「勝つ」リーダーの姿
@参考記事
http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080814/gaj0808141851025-n1.htm
北島連覇の秘密は“勝負脳” 林成之・日大大学院教授
林教授は北島の栄冠を「勝つことではなく、“勝ち方”に執着した結果」と指摘する。最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。
●自分に勝つ力をつけるための5つの条件
・自分のチームの弱点を明確にして期限つきで対策を立てる
・つねに自分の限界に挑戦することが出来る
・目的と目標をつねに正しく区別して作業する
・目的のためには自分の立場を捨てることができる
・決断・実行を早くする
→反対意見が出たら3~4日間結論を先延ばしにし考え直すことを習慣に(脳のメカニズム上)
→人の半分の期限で本質に挑戦し成果をあげる(量を倍、時間を半分にする)
→人間の脳は最高で130%の力を出すことができる
→途中でやめない。成功するまでやり続ける。実行することをやめない。
●理解する力を強める
・二つ以上の情報を重ねて理解する
・理解した内容を四日後に再度確認する
・人の話を感動して聴く
・空間認知脳を鍛える
・脳の「統一・一貫性」のデメリットを理解する
→声に出して覚えると記憶がより定着する
→あまり必要でないと判断された記憶は作業記憶として3、4日で消えてしまう
→企画書は4日前に書いてダブルチェック(4日後見直すと余計なことが整理されて必要なことが残る)
→先生や上司を好きになると判断力や理解力が高まる
→空間認知能を鍛える4つのメソッド
①文字をきちんと書く ②絵を描く ③姿勢を意識する ④スポーツをする
●後天的に身に付けられるカリスマ性
・うそをつかない
・つねに自分を高めようとしている
・自分の仕事のロマンを語ることができる
・ワクワクする環境をつくれる
・豊かな表情、笑顔を鍛えている
→うそをついて賢く立ち回っているだけの人生。何を達成したのか。
→後天的なカリスマ性=達成率。
→常に向上していないと社会の進歩に取り残されて坂道を転げ落ちる運命
→社長一人、社員一人の会社のロマンとは。
→ロマン=自己報酬の欲求をくすぐりモチベーションをアップ
→自己報酬=人間の本能・仲間になりたい=自分だけがよければいいではない=関係者の喜び・幸せが自分の幸せに
→えこひいきのすすめ(全員に内容の違うえこひいきする)=ワクワクした気持ち
●独創的思考能力を鍛えるための5つの力
・2つ以上の専門性を磨いている
・たくさんの文化に触れている
・知識を物語の絵や図にしてまとめることができる
・自分の考えに執着しない力を蓄えている
・否定的なニュアンスの否定語を使わないことと素直さを信条にしている
→目を皿のようにして観察せよ。絵なら色の濃淡、音楽なら音程の変化に注目
→子供のひらめきには実用性がない。リーダーの独創性は現状を打破する社会に根ざしたもの
→過去にとらわれないで今この瞬間に命がけで集中する
→否定後=意欲低下、思考力低下、組織の弱体化
→脳の統一・一貫性の働き。新しい情報に則って働き出してしまう。
●リーダーとしての人間力を磨く5つの能力
・人脈が多い
・意見や立場の違いを認める力を鍛えている
・共存、存続を守る脳の機能を理解している
・ほめる力を鍛えている
・人類、社会に貢献するすばらしさを大切にする
→独創性や新しいアイデアは排除ではなく理解や共存から生まれる
→自分がお客そのものになりきる、会社それ自体になりきってやる
→脳は本能的に人類や社会に貢献することを求めている
●過去のしがらみを明日のパワーに変えるための5つの能力
・想像を絶する力を発揮したことがある
・途中で勝ったと思わない
・成功した高揚感を味わったことがある
・会話を楽しみ、コミュニケーションを大切にしている
・時間をおいて繰り返し考えることが出来る
Posted by 播磨のいぢ at 12:21│Comments(0)
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