2009年12月28日
阪神タイガース 赤星憲広選手の引退のこと
赤星の引退についてそろそろ自分も少しコメントしてみようと思う。
このことはけっこう本気でショックで、
受け止めるまでかなり時間がかかってしまった。
それについて考えることがしんどかった。
正直いまだに信じられない気持ちだ。
これまで一人の選手の引退でここまでショックを受けたことってあっただろうか?
来年のタイガースは寅年なのに
今岡がいない、赤星も引退で
城島が入ったといっても明るいイメージが沸いてこない。
もちろん2009年度も今岡はほとんど戦力になっていなかったし
赤星自体も不動のレギュラーで中心的活躍だったかというとそうでもないので
数字的に見れば穴埋めできる可能性もある。
ただやはり生え抜きで2003年、2005年の優勝に大きく貢献した二人がいないというのは
なんとも寂しく、こころにポッカリ穴があいたような想いだ。
特に赤星の件は不慮の事故という側面、
年齢がまだ33歳と若いという点、現役バリバリが突然というショック。
思えば、赤星の入団は新庄と入れ替わりだった。
赤星は入団の時、「新庄さんの穴は僕が埋めます」と言い切った。
そして見事、穴を埋めるどころか
球団史上に残るメイプレーヤーとなった。
入団一年目で盗塁王と新人王、
入団以来5年連続盗塁王はセリーグ記録
通算381盗塁は球団記録。
3年連続60盗塁・・・
ベストナイン2回、ゴールデングラブ6回
などなどこんな数字を残せる阪神タイガース選手はもういないかもしれない。
そんな選手を・・・・
阪神球団は突然引退勧告。
冷静に考えれば当然だろうと思う。
命に関わるかもしれない大怪我をした選手を
甲子園のフィールドに出すわけにはいかないし、
本人のためにも非情になることは理解はできる。
しかし本人の気持ちを察してやるってことがあってもよかったのでは・・・
本人の気持ちは、意思は
命に関わる大怪我をしたあとでもまだ現役にこだわり
プロとしてやっていくことに強い思いを持ち続けていたのではないか。
それを汲み取ってやるなら、
そしてこれまでの功績を考えるなら
赤星自らが語っているように、
1年でいいからリハビリの期間を設けて
本人が納得し、引退するという選択肢を与えてもよかったのではないだろうか。
いや、分かっている。
球団の選択は間違っていないと思う。
万一の自体があった場合、本人にとっても
見ているファンにとっても取り返しのつかない深い傷を残すことになる。
そうなる可能性があると分かっているなら、
引退勧告を強行するのも・・・・
それにしても33歳。
ミスタータイガース、掛布雅之の引退も33歳だったんだよなぁ。
赤星憲広が今後どういった道を歩むのか、
コーチや監督としてタイガースの縦じまをもう一度背負うのか。
あるいは奇跡がおきて、来年当たりメジャーリーグで現役復帰したりとか?
かすかな希望をまだ夢見ているという状況です。
赤星憲広
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤星 憲広(あかほし のりひろ、1976年4月10日 - )は、阪神タイガースに所属していた元プロ野球選手(外野手)。
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤星 憲広(あかほし のりひろ、1976年4月10日 - )は、阪神タイガースに所属していた元プロ野球選手(外野手)。
Posted by 播磨のいぢ at 19:18│Comments(0)
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