2010年02月21日
オンライン宅配レンタル事業案 配置薬ビジネスにひと工夫
下記は2009年初頭に考えていたビジネスアイデアです。
現在はお蔵入りした状況ですが、多少未練もあります。
もう一息、決め手に欠く印象。
具体的な利益構造も不安定だったかも。
↓
配置薬ビジネスにひと工夫して業界に風穴をあける!
「オンライン宅配・配置事業」
1、企画背景
2009年6月から薬事法改正でネット通販で医薬品販売が規制される
登録販売者でも医薬品が扱える
配置薬業界は規制緩和され、扱える商品が増え参入障壁が下がった
ネットスーパーが流行し、日用品・食品のネット注文に慣れた人が増える
中国向けビジネスに応用がきく
2、企画目的
配置薬ではカバーできない商品群を「配置薬方式」で販売したい
医薬品のネット販売を継続できる方法が欲しい
既存のオンラインレンタル事業ではカバーできない商品群を販売したい
ネット通販とレンタル事業と配置薬をミックスさせた手法が欲しい
ドラッグストアが持つ商品構成を応用できる手法が欲しい(介護含め)
商品単品の価格競争ではなく、サービス面での独創性で勝負したい
他社がまだまったく進出していないブルーオーシャン事業
常備薬や準備しておきたい防災用品+見てみないとわからない商品が狙い目
既存の通販業務の差別化、ブランド化にもなる
パッケージビジネスとして応用がきく
3、結論
ネット通販と配置薬を融合した新しい宅配事業に乗り出す
現在はお蔵入りした状況ですが、多少未練もあります。
もう一息、決め手に欠く印象。
具体的な利益構造も不安定だったかも。
↓
配置薬ビジネスにひと工夫して業界に風穴をあける!
「オンライン宅配・配置事業」
1、企画背景
2009年6月から薬事法改正でネット通販で医薬品販売が規制される
登録販売者でも医薬品が扱える
配置薬業界は規制緩和され、扱える商品が増え参入障壁が下がった
ネットスーパーが流行し、日用品・食品のネット注文に慣れた人が増える
中国向けビジネスに応用がきく
2、企画目的
配置薬ではカバーできない商品群を「配置薬方式」で販売したい
医薬品のネット販売を継続できる方法が欲しい
既存のオンラインレンタル事業ではカバーできない商品群を販売したい
ネット通販とレンタル事業と配置薬をミックスさせた手法が欲しい
ドラッグストアが持つ商品構成を応用できる手法が欲しい(介護含め)
商品単品の価格競争ではなく、サービス面での独創性で勝負したい
他社がまだまったく進出していないブルーオーシャン事業
常備薬や準備しておきたい防災用品+見てみないとわからない商品が狙い目
既存の通販業務の差別化、ブランド化にもなる
パッケージビジネスとして応用がきく
3、結論
ネット通販と配置薬を融合した新しい宅配事業に乗り出す
4、企画全体像
①顧客はWEB上で配置してもらいたい商品を自分でクリックし1万円分セットをつくる
⇒急ぐ人にはお勧めのベーシックセット1万円、3万円、5万円などを作っておく
(もちろん電話注文用もカタログも作成し高齢者にも配慮)
②ネット上で決済(振込orカード)されたら、専用の宅配BOXに商品を詰めて宅配する
※ここまでは通常のネット通販と同じ
③配達されてから1か月以内に返送してもらう
④使用済みの分だけ代金請求。or未使用品の分は返金
⑤継続利用希望者には使用済みの分を新品入れてまた配送する。(1か月1万円程度の利用想定)
⑥定期宅配BOXの中には使用済みの商品の廃棄物を入れてもらう。地球環境配慮、エコ事業になる。家庭ごみ減らす。
⇒メーカーの協賛でごみを引き取ってもらい、何かキャッシュバックを。
⇒特に医療用具、医薬品のゴミは捨てずらい(血糖値測定器の針など)
・宅配配置可能な商品は、医薬品、医薬部外品、化粧品、介護用品、エコ商品、防災用品、飲料、調味料、お酒、スキン、大人の玩具など
→宅配配置BOXに参加したい企業にはどんどん参加してもらう。(委託販売方式だからリスク0)
⇒例)飲料問屋等にお酒の宅配配置として協力してもらう(未開封のお酒を引き取れるかどうかだが)
⇒例)介護用品問屋とタッグを組み、オムツの定期配送+介護グッズのレンタルの中間を狙える
⇒例)ダイエット食品の試し買いとかにも応用が効く。3箱買って、気に入らなければ2箱は返品。
・月額会員制にして会費500円程度はもらう
・上位顧客専用の宅配可能アイテムなど準備
5、現状分析・問題点
・テレビショッピング等で30日以内なら使用後でも返品OKというビジネスはある
⇒しかし実際は返品し全額返金してもらうにはハードルが高いという話も
・配置薬事業は下火で、ニーズがない?
・オンライン配置という方法が法律的に認められるのかどうか
⇒対面販売の原則を担保するためのハードルを越えないといけない
・そもそもオンラインで注文して配置するという考えがOKなのか(医薬品)
・そもそも返品ばかりで労多くして利益なしにならないか
・往復送料負担していたら儲からないのでは
・単品ごとの価格では楽天市場特売のショップとは比較にならないのでは
6、解決策
・日用必需品、消耗品はいちいち比較検討し選択し注文するのが面倒な人が多いはず
・兵庫県限定でやるということと薬剤師、登録販売者が管理するということをアピールすれば許可がおりるのでは?
・返品率が高ければ、商品構成や送料を見直せばよい
・往復でも送料1000円で160サイズ・30kgのBOXをやり取りできるのでこの中身に対して知恵を絞れば可能性は無限大
・単品単価の勝負ではなく、セットでまとめて
7、結論再掲
・使った分だけ払えばいい、定期的に欲しい商品が送られてくる、しかも送料無料というのはメリット大きいはず
・医薬品のオンライン配置の許可が出れば兵庫県外に対しては他社と手を組めばよい
・国内でノウハウ蓄積すれば、中国・上海で日本自向けにやっても面白い
8、スケジュール
2009/6 配置薬許可申請
2009/7 オンライン宅配・配置システム構築
2009/8 オンライン宅配・配置サービス開始(2類医薬品除く)
⇒最初は3類医薬品、医薬部外品、高度医療機器、スキン、大人の玩具、化粧品、お酒、介護用品でスタート
⇒医薬品の宅配配置は兵庫県内のみ
2009/10 売上月100万突破
2009/12 2類医薬品の許可が出る?
⇒2類医薬品追加、エコ商品、防災用品、ペット用品、園芸用品、家電等も追加
2010/3 売上月300万突破
⇒カード会員向け特典開始、既存会員向け特典開始
2010/7 中国向けオンライン宅配・配置サービス開始(日本語)
2010/12 兵庫県外のサービスをFC形式で他社と提携
⇒もしくは既存配置薬業者と提携し、サービスを拡大
2011/3 売上月500万突破
2012/3 売上月1000万突破 経常黒字化
2013/3 売上月5000万突破 利益拡大、システム投資、アイテム分野増加
9、役割分担
商品調達
ホームページ作成
受注処理
顧客対応
薬剤師
薬の相談
商品在庫管理、倉庫機能
配送 佐川急便
10、コスト
システムは現状のネット通販受注処理システムをカスタマイズ
物流倉庫機能も現状のものをカスタマイズ
人材も現状の人員を転用できる
配送コスト:往復でも1000円を切る
⇒1万円セットなら配送コスト全額負担でも10%
配送時に使う専用BOXの費用=160サイズ30Kg収納可能なオリコン?
11、留意点
法律的にOKかどうか点検必要
OKであればビジネスモデル特許取得すべき
どれくらい返品されるかが不明
未開封品の不良発生率、ロス発生コストはどれくらいか
返品された商品は新品として再販可能なのか
⇒特に医薬品、食品系、口に入れるもの
・通常、配置薬業者は3カ月に1度顧客宅を訪問(1か月に2000円程度消費)
12、まとめ
法律改正のタイミング的にも、既存の資産の活用を考えても面白い企画だと思う。
↓
その後:薬事法改正による規制は2年間の猶予期間が設けられたためこの案は却下。
①顧客はWEB上で配置してもらいたい商品を自分でクリックし1万円分セットをつくる
⇒急ぐ人にはお勧めのベーシックセット1万円、3万円、5万円などを作っておく
(もちろん電話注文用もカタログも作成し高齢者にも配慮)
②ネット上で決済(振込orカード)されたら、専用の宅配BOXに商品を詰めて宅配する
※ここまでは通常のネット通販と同じ
③配達されてから1か月以内に返送してもらう
④使用済みの分だけ代金請求。or未使用品の分は返金
⑤継続利用希望者には使用済みの分を新品入れてまた配送する。(1か月1万円程度の利用想定)
⑥定期宅配BOXの中には使用済みの商品の廃棄物を入れてもらう。地球環境配慮、エコ事業になる。家庭ごみ減らす。
⇒メーカーの協賛でごみを引き取ってもらい、何かキャッシュバックを。
⇒特に医療用具、医薬品のゴミは捨てずらい(血糖値測定器の針など)
・宅配配置可能な商品は、医薬品、医薬部外品、化粧品、介護用品、エコ商品、防災用品、飲料、調味料、お酒、スキン、大人の玩具など
→宅配配置BOXに参加したい企業にはどんどん参加してもらう。(委託販売方式だからリスク0)
⇒例)飲料問屋等にお酒の宅配配置として協力してもらう(未開封のお酒を引き取れるかどうかだが)
⇒例)介護用品問屋とタッグを組み、オムツの定期配送+介護グッズのレンタルの中間を狙える
⇒例)ダイエット食品の試し買いとかにも応用が効く。3箱買って、気に入らなければ2箱は返品。
・月額会員制にして会費500円程度はもらう
・上位顧客専用の宅配可能アイテムなど準備
5、現状分析・問題点
・テレビショッピング等で30日以内なら使用後でも返品OKというビジネスはある
⇒しかし実際は返品し全額返金してもらうにはハードルが高いという話も
・配置薬事業は下火で、ニーズがない?
・オンライン配置という方法が法律的に認められるのかどうか
⇒対面販売の原則を担保するためのハードルを越えないといけない
・そもそもオンラインで注文して配置するという考えがOKなのか(医薬品)
・そもそも返品ばかりで労多くして利益なしにならないか
・往復送料負担していたら儲からないのでは
・単品ごとの価格では楽天市場特売のショップとは比較にならないのでは
6、解決策
・日用必需品、消耗品はいちいち比較検討し選択し注文するのが面倒な人が多いはず
・兵庫県限定でやるということと薬剤師、登録販売者が管理するということをアピールすれば許可がおりるのでは?
・返品率が高ければ、商品構成や送料を見直せばよい
・往復でも送料1000円で160サイズ・30kgのBOXをやり取りできるのでこの中身に対して知恵を絞れば可能性は無限大
・単品単価の勝負ではなく、セットでまとめて
7、結論再掲
・使った分だけ払えばいい、定期的に欲しい商品が送られてくる、しかも送料無料というのはメリット大きいはず
・医薬品のオンライン配置の許可が出れば兵庫県外に対しては他社と手を組めばよい
・国内でノウハウ蓄積すれば、中国・上海で日本自向けにやっても面白い
8、スケジュール
2009/6 配置薬許可申請
2009/7 オンライン宅配・配置システム構築
2009/8 オンライン宅配・配置サービス開始(2類医薬品除く)
⇒最初は3類医薬品、医薬部外品、高度医療機器、スキン、大人の玩具、化粧品、お酒、介護用品でスタート
⇒医薬品の宅配配置は兵庫県内のみ
2009/10 売上月100万突破
2009/12 2類医薬品の許可が出る?
⇒2類医薬品追加、エコ商品、防災用品、ペット用品、園芸用品、家電等も追加
2010/3 売上月300万突破
⇒カード会員向け特典開始、既存会員向け特典開始
2010/7 中国向けオンライン宅配・配置サービス開始(日本語)
2010/12 兵庫県外のサービスをFC形式で他社と提携
⇒もしくは既存配置薬業者と提携し、サービスを拡大
2011/3 売上月500万突破
2012/3 売上月1000万突破 経常黒字化
2013/3 売上月5000万突破 利益拡大、システム投資、アイテム分野増加
9、役割分担
商品調達
ホームページ作成
受注処理
顧客対応
薬剤師
薬の相談
商品在庫管理、倉庫機能
配送 佐川急便
10、コスト
システムは現状のネット通販受注処理システムをカスタマイズ
物流倉庫機能も現状のものをカスタマイズ
人材も現状の人員を転用できる
配送コスト:往復でも1000円を切る
⇒1万円セットなら配送コスト全額負担でも10%
配送時に使う専用BOXの費用=160サイズ30Kg収納可能なオリコン?
11、留意点
法律的にOKかどうか点検必要
OKであればビジネスモデル特許取得すべき
どれくらい返品されるかが不明
未開封品の不良発生率、ロス発生コストはどれくらいか
返品された商品は新品として再販可能なのか
⇒特に医薬品、食品系、口に入れるもの
・通常、配置薬業者は3カ月に1度顧客宅を訪問(1か月に2000円程度消費)
12、まとめ
法律改正のタイミング的にも、既存の資産の活用を考えても面白い企画だと思う。
↓
その後:薬事法改正による規制は2年間の猶予期間が設けられたためこの案は却下。
Posted by 播磨のいぢ at 23:33│Comments(0)
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