2010年08月27日
ヤマダ電機のモール事業 YAMADA Mallは失敗するか?
はっきり言って、今のネットショップ業界では
楽天市場に出店する=ネット通販開始、というイメージだ。
個人的感覚では楽天が日本のネットショップの半分を握っている感じ。
楽天が全体の50%シェアを握っていて、
残り50%をアマゾン、ヤフー、ビッダーズ、等が分け合い、
自社サイトの余地は10%あればよい方だろうと思う。
※ざっくり全体2兆、楽天1兆、アマゾン5000億、ヤフー4000億、自社サイト1000億程度?
ようするに、よっぽどの商品・ブランドでなければ
どこかのモールに出店しなければお客様に店舗を見つけてもらうことすらかなわない。
あるいは、楽天やアマゾン、ヤフーでは取り扱われていないような商品を販売すること。
それだけ、日本のEコマースにおいて、モールの占める割合は高いだろうし、利用頻度の高いユーザーほど大手モールを繰り返し利用したがる。
一般消費者は楽天のとある店舗で買い物をしたとしても、店舗名なんて覚えていないかもしれない。消費者はただ楽天で買い物したという記憶だけが残る。
だからこそモール内の価格競争やレビュー数争いは熾烈を極める。
正直、楽天市場内の競争はすでに過当競争の域にきている。
お互いに利幅を削りながらの体力勝負ってところだ。
一方アマゾンや、ヤフーストア、ヤフーオークションはどれも一長一短で決め手に欠け、楽天と比較すると来店客数・売上ともに比較にならない状況。
そこで新たな勢力としてヤマダ電機が登場というわけ。
個人的にはイオンのモールやツタヤのTポイントが使えるモールの方がインパクト大きいわけだけど、ヤマダ電機も売上2兆円を超える巨大企業。
そこにあるポイント会員に対して本気でアプローチできるなら、相当規模の集客・売上確保を期待してもおかしくない。
一般的にネットの市場規模はリアルの3~5%と言われているから
5%と見積もれば1000億円規模の市場を
ネット上に引っ張ってくることができるやもしれない。
そうなれば、アマゾン・ヤフーに及ばないまでも第四勢力あたりまではいくかもしれない。
スタート段階では約300店舗の出店が見込まれているようだけども、果たしてどの程度のお店が出店を確定させているのか。
楽天の有名店舗が出店する可能性は高そうだけど、恐らく並行出店で楽天でも出店しヤフー・アマゾン・ヤマダと掛け持ちになるんだろう。
本当の勝負はヤマダモールでしか買えないもの、ヤマダモールでしか味わえないお得サービスがあるかどうか。
※現時点ではヤマダ電機のポイント連動が一番のメリットの様子。
現段階ではそれらが見えてくるまでは、いったん傍観者の状況だ。
楽天市場に出店する=ネット通販開始、というイメージだ。
個人的感覚では楽天が日本のネットショップの半分を握っている感じ。
楽天が全体の50%シェアを握っていて、
残り50%をアマゾン、ヤフー、ビッダーズ、等が分け合い、
自社サイトの余地は10%あればよい方だろうと思う。
※ざっくり全体2兆、楽天1兆、アマゾン5000億、ヤフー4000億、自社サイト1000億程度?
ようするに、よっぽどの商品・ブランドでなければ
どこかのモールに出店しなければお客様に店舗を見つけてもらうことすらかなわない。
あるいは、楽天やアマゾン、ヤフーでは取り扱われていないような商品を販売すること。
それだけ、日本のEコマースにおいて、モールの占める割合は高いだろうし、利用頻度の高いユーザーほど大手モールを繰り返し利用したがる。
一般消費者は楽天のとある店舗で買い物をしたとしても、店舗名なんて覚えていないかもしれない。消費者はただ楽天で買い物したという記憶だけが残る。
だからこそモール内の価格競争やレビュー数争いは熾烈を極める。
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正直、楽天市場内の競争はすでに過当競争の域にきている。
お互いに利幅を削りながらの体力勝負ってところだ。
一方アマゾンや、ヤフーストア、ヤフーオークションはどれも一長一短で決め手に欠け、楽天と比較すると来店客数・売上ともに比較にならない状況。
そこで新たな勢力としてヤマダ電機が登場というわけ。
個人的にはイオンのモールやツタヤのTポイントが使えるモールの方がインパクト大きいわけだけど、ヤマダ電機も売上2兆円を超える巨大企業。
そこにあるポイント会員に対して本気でアプローチできるなら、相当規模の集客・売上確保を期待してもおかしくない。
一般的にネットの市場規模はリアルの3~5%と言われているから
5%と見積もれば1000億円規模の市場を
ネット上に引っ張ってくることができるやもしれない。
そうなれば、アマゾン・ヤフーに及ばないまでも第四勢力あたりまではいくかもしれない。
スタート段階では約300店舗の出店が見込まれているようだけども、果たしてどの程度のお店が出店を確定させているのか。
楽天の有名店舗が出店する可能性は高そうだけど、恐らく並行出店で楽天でも出店しヤフー・アマゾン・ヤマダと掛け持ちになるんだろう。
本当の勝負はヤマダモールでしか買えないもの、ヤマダモールでしか味わえないお得サービスがあるかどうか。
※現時点ではヤマダ電機のポイント連動が一番のメリットの様子。
現段階ではそれらが見えてくるまでは、いったん傍観者の状況だ。
@参考ニュース
http://www.bci.co.jp/tsuhan_news/2010/08/_30011.html
ヤマダ電機 モール事業に進出 300店規模で11月開設へ
家電量販最大手のヤマダ電機(本社群馬県高崎市)が今年11月から、ECモール事業を始める
300店舗の出店規模でスタート
商品は、ヤマダ電機がいったん仕入れて消費者に販売する形をとる。そのため、卸値などは商談ベースで決め、販売価格はヤマダ電機が決定権を持つ。
注文情報の管理や発送などは基本的に出店者が行うが、ヤマダ電機に委託することもできる。
http://www.bci.co.jp/tsuhan_news/2010/08/_30011.html
ヤマダ電機 モール事業に進出 300店規模で11月開設へ
家電量販最大手のヤマダ電機(本社群馬県高崎市)が今年11月から、ECモール事業を始める
300店舗の出店規模でスタート
商品は、ヤマダ電機がいったん仕入れて消費者に販売する形をとる。そのため、卸値などは商談ベースで決め、販売価格はヤマダ電機が決定権を持つ。
注文情報の管理や発送などは基本的に出店者が行うが、ヤマダ電機に委託することもできる。
Posted by 播磨のいぢ at 14:11│Comments(2)
│Eコマース・ネット事業
この記事へのコメント
商品は、ヤマダ電機がいったん仕入れて消費者に販売する形をとる。
そのため、卸値などは商談ベースで決め、販売価格はヤマダ電機が決定権を持つ。
モール内の販売ページは出店各社がつくり、メールマガジンなども出店者が発送する仕組みとする。
注文情報の管理や発送などは基本的に出店者が行うが、ヤマダ電機に委託することもできる。
やるつもりならとっとと出した方がいい。
後で大手が進出してきたら絶対に勝てないシステム。
まあ、利益率がモール最低クラスになるのは確実なので無理して出る必要がない。
アマゾンみたいに商品ぱくられて利用されるだけなんだろうか?
JANコードと原価教えるのって超危険
これって完全にヤマダの手足になって操られて働かされているだけじゃね??
原価なんか言うバカ居るの??
小売りと同じ労力かけさせておいて、卸値の決定権までよこせって。
相手にする店なんか、あるのか??
今月中の申込みであれば、初期費用98,000円がただになるから
申し込もうかなと考えてるよ。
費用は月額2500円で、売上げの2%だけでしょ。
とりあえず失敗してもいいかなという金額なので。
システムがかなりしょぼそうだけど。
モールというよりドロップシッピング。
ネッシーの直送契約みたいなもんだ。
例えば定価10000円の商品があったとしてあなたの仕入れ値が5000円とする。
で、ヤマダがこの商品を9000円で売りたいとする。
あなたが仮に7000円と卸値を決めてヤマダに提示してもはねられる事もあるってのが
新しくて極悪システム。
つまり、
出店者「7000円で卸すお。10000円で売れば3000円がヤマダの取り分だお」
ヤマダ「4000円卸ならいいよ」
出店者「それじゃ赤字だお・・・・6500円ならどうですか」
ヤマダ「6000円な。じゃないと並べちゃ駄目な。あと発送業務は全部お宅で
やれよ、配送は佐川以外認めないから(←これマジな)」
~1ヵ月後~
出店者「結局6000円にされたお・・・1000円しか儲からないお。
モールでの販売価格は9800円なのに」
※あくまで出店者が受け取れるのは販売価格ではなく、事前折衝で決めた卸価格のみ。
出店者「さて、今日の注文はと・・・あれ?」
出店者「商品データが消えてるお???なんでだお?」
出店者「ヤマダさんですか。俺の商品データが消えてるお!!!」
ヤマダ「もっと安く卸してくれるところ出てきたから引っ込めたから」
出店者「それってどういうことだお!?」
ヤマダ「だから、ひとつの商品につきひとつの仕入先なのよ、うちは。
あんたのとこより安いところが出てきたからそっちに切り替えたわけ」
※ヤマダモールのシステムだと、他の出品者がすでに出品している商品の場合は、
先に出している出品者よりもヤマダにいい条件を出さないと(ヤマダの取り分を大きくしないと)
出品不可。つまりいい条件を後から来た奴に出されたら販売不可となる。
出店者「じゃあ、どうすれば・・・」
ヤマダ「もっと安くするならページが復活するけど、どうする?」
これ、マジな。
ネッシーなんかのドロップシッピングサイトよりもたちが悪いのは、
一品種一ページシステムだな。
ネッシーなんかだと同じ商品を出していてもなんとなく業者同士で
価格を合わせたり、先走って値引く奴がいてもそっちが在庫を切らせばこっちに
きたりとか、値段以外のメリット出したりとか(即日発送など)で共存できたりするんだけど、
このシステムだとどうやっても価格のたたきあいになる。
尼ですら出品はできるのに最安値じゃないと出品すらできないor維持できないシステム。
しかもその最安値はユーザー向けではなくてヤマダ向けww
尼みたいにこれがユーザーに還元されるならまだしも徹頭徹尾ヤマダ一人勝ちのための
システムだからな。
一応メリットとしては電話注文のアウトソーシングもできるってぐらいか。
一件あたり500円徴収されるけどww
駄目だ、いいところがひとつも見つからん。
スーパーデリバリーが神サイトに見える。
これに嵌る大手が絶対でてくるよ。
利益率が悪くて在庫はくのに汲々としている自転車操業に首つっこんでいる
大規模店が、きっと嵌っていく。
そして、その商材は全く旨みのない見捨てられた商材となって、廃れていく。
システム利用料は2500円だったはずなのに、いつの間にか月額4800円に変わってます。
う~ん~キャンペーン期間中っていつまで???
■金額に関わる項目の整理
http://centric.co.jp/yamadamall/yamadamall_kingakukoumoku.pdf
そして・・・
■お申込のフローについて
http://centric.co.jp/yamadamall/yamadamall_omoushikomi_flow.pdf
ヤフーもびっくりの見切り発車だなw
ちなみにヤフーは見切り発車が酷くてリニューアルは大失敗に終わったぞw
そのため、卸値などは商談ベースで決め、販売価格はヤマダ電機が決定権を持つ。
モール内の販売ページは出店各社がつくり、メールマガジンなども出店者が発送する仕組みとする。
注文情報の管理や発送などは基本的に出店者が行うが、ヤマダ電機に委託することもできる。
やるつもりならとっとと出した方がいい。
後で大手が進出してきたら絶対に勝てないシステム。
まあ、利益率がモール最低クラスになるのは確実なので無理して出る必要がない。
アマゾンみたいに商品ぱくられて利用されるだけなんだろうか?
JANコードと原価教えるのって超危険
これって完全にヤマダの手足になって操られて働かされているだけじゃね??
原価なんか言うバカ居るの??
小売りと同じ労力かけさせておいて、卸値の決定権までよこせって。
相手にする店なんか、あるのか??
今月中の申込みであれば、初期費用98,000円がただになるから
申し込もうかなと考えてるよ。
費用は月額2500円で、売上げの2%だけでしょ。
とりあえず失敗してもいいかなという金額なので。
システムがかなりしょぼそうだけど。
モールというよりドロップシッピング。
ネッシーの直送契約みたいなもんだ。
例えば定価10000円の商品があったとしてあなたの仕入れ値が5000円とする。
で、ヤマダがこの商品を9000円で売りたいとする。
あなたが仮に7000円と卸値を決めてヤマダに提示してもはねられる事もあるってのが
新しくて極悪システム。
つまり、
出店者「7000円で卸すお。10000円で売れば3000円がヤマダの取り分だお」
ヤマダ「4000円卸ならいいよ」
出店者「それじゃ赤字だお・・・・6500円ならどうですか」
ヤマダ「6000円な。じゃないと並べちゃ駄目な。あと発送業務は全部お宅で
やれよ、配送は佐川以外認めないから(←これマジな)」
~1ヵ月後~
出店者「結局6000円にされたお・・・1000円しか儲からないお。
モールでの販売価格は9800円なのに」
※あくまで出店者が受け取れるのは販売価格ではなく、事前折衝で決めた卸価格のみ。
出店者「さて、今日の注文はと・・・あれ?」
出店者「商品データが消えてるお???なんでだお?」
出店者「ヤマダさんですか。俺の商品データが消えてるお!!!」
ヤマダ「もっと安く卸してくれるところ出てきたから引っ込めたから」
出店者「それってどういうことだお!?」
ヤマダ「だから、ひとつの商品につきひとつの仕入先なのよ、うちは。
あんたのとこより安いところが出てきたからそっちに切り替えたわけ」
※ヤマダモールのシステムだと、他の出品者がすでに出品している商品の場合は、
先に出している出品者よりもヤマダにいい条件を出さないと(ヤマダの取り分を大きくしないと)
出品不可。つまりいい条件を後から来た奴に出されたら販売不可となる。
出店者「じゃあ、どうすれば・・・」
ヤマダ「もっと安くするならページが復活するけど、どうする?」
これ、マジな。
ネッシーなんかのドロップシッピングサイトよりもたちが悪いのは、
一品種一ページシステムだな。
ネッシーなんかだと同じ商品を出していてもなんとなく業者同士で
価格を合わせたり、先走って値引く奴がいてもそっちが在庫を切らせばこっちに
きたりとか、値段以外のメリット出したりとか(即日発送など)で共存できたりするんだけど、
このシステムだとどうやっても価格のたたきあいになる。
尼ですら出品はできるのに最安値じゃないと出品すらできないor維持できないシステム。
しかもその最安値はユーザー向けではなくてヤマダ向けww
尼みたいにこれがユーザーに還元されるならまだしも徹頭徹尾ヤマダ一人勝ちのための
システムだからな。
一応メリットとしては電話注文のアウトソーシングもできるってぐらいか。
一件あたり500円徴収されるけどww
駄目だ、いいところがひとつも見つからん。
スーパーデリバリーが神サイトに見える。
これに嵌る大手が絶対でてくるよ。
利益率が悪くて在庫はくのに汲々としている自転車操業に首つっこんでいる
大規模店が、きっと嵌っていく。
そして、その商材は全く旨みのない見捨てられた商材となって、廃れていく。
システム利用料は2500円だったはずなのに、いつの間にか月額4800円に変わってます。
う~ん~キャンペーン期間中っていつまで???
■金額に関わる項目の整理
http://centric.co.jp/yamadamall/yamadamall_kingakukoumoku.pdf
そして・・・
■お申込のフローについて
http://centric.co.jp/yamadamall/yamadamall_omoushikomi_flow.pdf
ヤフーもびっくりの見切り発車だなw
ちなみにヤフーは見切り発車が酷くてリニューアルは大失敗に終わったぞw
Posted by ヤマダモールどう? - 【楽天市場】楽天出店者と元出店者の本音スレッド
at 2010年10月19日 17:56
YAMADAモールの手数料がエゲつないことになっている。
パンフ上2%とあるが・・・。実態は。
パンフ上2%とあるが・・・。実態は。
Posted by 【YAMADAモールがエゲつない】1店舗スレッドの解析データ
at 2010年10月19日 18:04