播磨のいぢ

比内地鶏は名古屋コーチン、薩摩地鶏と並ぶ、日本３大地鶏の一つだったらしい。

連日の食品の信用を失墜させるニュース。

止まらない、まったくとまらない。

思い起こせば、雪印の牛乳問題から狂牛病問題あたりからまったく雪崩のような図式。
不二家、ミートホープ、白い恋人、赤福、と2007年に入っても
全国区の有名ブランドが次々と信用を失墜している。

何十年、何百年かけて築き上げたブランドも一瞬で崩壊だ。


※何十年も前から偽装していて、やっとこさ明るみになったのだが・・・


もはや合理主義、成果主義を通り越して拝金主義・・・だ。

利益を最大化することだけを考えての行動原理としては納得してしまうのだろう・・・

経営理念が利益最大化で、行為が日常化・正当化されてくると

何の疑問も持たずに、逆に合理的手法をとらないなんてナンテバカナンダと思うのだろう・・・


今の世の中が急にこうなったわけじゃない。


人間の持つ欲望の部分で、自分の欲だけを成立させようとすればこうなってもおかしくない。

1000年前でもローマの時代からでも縄文時代からでも起こりえる話。



でも一方で、人間は失敗すれば反省し、どんどん賢くなって改善に改善を重ねていく存在だと思ってた。

世の中はどんどんよくなっていっているんじゃないのか？

もしそうじゃないとすれば、誰がどうやって軌道修正をし安心・安全・信頼を回復させることができるの？


正直な話、中国の段ボール肉まんの件が起こった時などは日本では考えられない！って思っていたけれども、日本だって似たり寄ったり。


そしてあまりにも信頼を失墜させる偽装ニュースが重なるものだから
不二家のこととか雪印のこととか忘れかけていたよ。

すでに多くの人が麻痺しちゃって、考える力がなくなってしまっているなんてことはない？