2007年07月07日
映画 夕凪の街 桜の国 今こそ正面から受け止めたい原爆のこと
「生きとってくれてありがとう」−こうの史代原作コミック『夕凪の街 桜の国』がついに映画化!広島を舞台に生きる喜びを描いた感動の物語。 2007年7月28日の全国ロードショーに先駆けてノベライズ版登場。
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。
↓
どこかの国のどこかの大臣は言いました。
原爆はしかたなかったと。
そんな今、今だからこそ正面からしっかりと受け止めたい漫画・映画がある。
こうの史代原作、夕凪の街 桜の国 だ。
私はまだ漫画も映画のこともほとんど知らない。
けれどもいつか必ず見ることになるだろう。
以前から、とてつもない傑作であると伝え聞いていた。
数々の賞を受賞し、各方面で絶賛されている。
けれども、戦争もの、原爆ものということで
読む勇気がなかなかわかなかった。
しかし2007年夏、映画化されることになっている。
そして最近のしょうがない発言。
日本人には避けたくても避けようのない問題。
いつかは風化して、語られることもなくなるかもしれない60年以上前の出来事。
けれども夕凪の街 桜の国を知ってなおそんな風に思える自信はありません。
ウィキペディア記載のあらすじ、概要を読むだけでも胸に響く。
今年こそ、勇気を持って夕凪の街 桜の国について知ろうと思う。
映画「夕凪の街 桜の国」に込める思い
お好みワイドひろしま
こうの史代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AE%E5%8F%B2%E4%BB%A3
こうの 史代(-ふみよ、女性、1968年9月28日 - )は、日本の漫画家。広島市西区出身。広島大学理学部中退。放送大学教養学部卒業。
2004年、代表作でもある『夕凪の街 桜の国』(双葉社)で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。同作は田中麗奈主演で映画化。2007年夏公開予定
夕凪の街 桜の国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%95%E5%87%AA%E3%81%AE%E8%A1%97_%E6%A1%9C%E3%81%AE%E5%9B%BD
夕凪の街は、1955年(昭和30年)の広島市の基町にあった原爆スラム("夕凪の街")を舞台にして、被爆して生き延びた女性の10年後の心の移ろう姿を描く
第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞する。
その他にも、朝日新聞で2 週にわたって絶賛され、月刊誌ダ・ヴィンチで編集者総出で勧める「絶対はずさないプラチナ本」として掲載、フリースタイル刊「このマンガを読め! 2005」で第3位になるなど、各方面から絶賛され、著者にとって最大のヒット作となっている。海外でも高い評価を得ており、韓国、フランス、米国で翻訳版が出版され(韓国版のみ、現地の国民感情に配慮し形式的ではあるが「原爆投下は止む終えなかったが〜云々」の注意書きが足されている)、ドイツ、台湾でも出版が検討されている。
Posted by 播磨のいぢ at 22:23│Comments(2)
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夕凪の街 桜の国【気になるニュース】at 2007年07月12日 16:31
夕凪の街 桜の国は、こうの史代の同名マンガを
実写映画化したヒューマン・ドラマ。
過去と現在の2つの物語を通して原爆が世代を超えて
もたらす悲劇を静かに見つめる映画。
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この記事へのコメント
概要
夕凪の街は、1955年(昭和30年)の広島市の基町にあった原爆スラム("夕凪の街")を舞台にして、被爆して生き延びた女性の10年後の心の移ろう姿を描く。
桜の国は、第一部と第二部に分かれている。主人公は被爆二世の女性。第一部は1987年(昭和62年)の春、舞台は東京都中野区および当時の田無市(現在の西東京市)。第二部は2004年(平成16年)の夏、舞台は西東京市および広島市など。
夕凪の街、桜の国の第一部と第二部、すべて合わせても120ページ弱しかないこの三つの話を順序通りに読み通して、初めて三世代にわたる家族の物語がつながるという巧みな構成になっている。両作とも、主人公に思い出したくない記憶があり、それがふとしたきっかけで蘇ることが共通し、その記憶の内容は違うとはいえ後々まで後遺症の残る原爆の恐ろしさと悲しさを伝えてくれる。さらにはそこで終わらず、原爆に後世まで苦しめられながらも、それでもたくましく、幸せに生きてきた戦後の日本人をやさしい目線で見つめたラストが用意されており、その点がこれまでの原爆漫画とは一線を画していると言える。
Posted by 夕凪の街 桜の国 概要
at 2007年07月19日 15:21
>(韓国版のみ、現地の国民感情に配慮し形式的ではあるが「原爆投下は止む終えなかったが〜云々」の注意書きが足されている)
「形式的に」?
意味がよく判りませんが。もしかしたら貴方はこの映画の「意味」がよく判っていないのでは?
「原爆を落とされて当然」「死んで当然」の人間などいない、と言うのがメインです。
だからこそ「原爆」ではなく「原爆症」を題材としたのです。
これは「アメリカだからイカン。反米だぁ」という事ではないのです。世界中どの国の国民に対しても言わなければいけない事なのです。
「形式的に」などという言葉で逃げてはいけない。
はっきりと現実を認めるべきです。
さらに言えば平均的韓国人は新たな日本への原爆投下をハッキリと望んでいます。(韓国映画「ムクゲの花が咲きました」参照。この映画は韓国・映画振興公社 選定の「良い映画」に認定されました)
「米国の原爆投下はダメで、韓国の原爆投下は素晴らしい」異常な考えだと思います。
如何なる理由も原爆投下の正当理由にはならないと言う点が貴方は理解していない。「国民感情がどうした云々」で正当化できるのなら、あらゆる国はあらゆる国に原爆を使用できます。
「あらゆる原爆使用を正当化する理屈にNO」具体的には国是として正当化している、米国と韓国にNOをハッキリと主張すべきです。
韓国人も米国人も平等です。逃げてはいけない
Posted by 無理解に怒る
at 2007年08月06日 12:21