2006年03月20日
流通業の計数(売上・粗利・経費・在庫)>一般用語、業界用語
流通業の計数(売上・粗利・経費・在庫)
一般用語、業界用語(薬業界)
■A価、B価、C価
薬業界で使用される用語で、A価が標準小売価格、B価が小売店納入価格、C価が1次店納入価格となります。
◆ 計数・財務関連
http://www.navigate-inc.co.jp/training/program/ken01.html
ビジネス計数1 計数の基礎、損益の捉え方をマスターします。
ビジネス計数2 経営分析の基本を学び、数字から問題を発見する力を養います。
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**第1回 売場の計数
~◎売上を増やすには
売上=客数+客単価
売上をあげる項目
・客数、単価、買上点数、営業時間、アイテム数、回転率、売り場面積、店舗数、人員数・・・
1.客数を増やす ⇒ 販促効果 例)チラシ
2.客単価を上げる ⇒ 売場構成
Cf.イトーヨーカ堂は客単価を上げる方向にある
●店舗・・・客数を増やす事に特化せず、来店回数・買上点数を増やす。
●ネット・・・多くのお客様に多くの商品を買って頂く。
***◎売上原価
⇒商品が売るためになくなったものの値段(ロスも含む)
=「あったもの-増えたもの-残ったもの」で算出できる。
~◎値入れ
考慮するべき費用
・経費、棚卸ロス、設備費などの投資、時季外れなどによる値下げ
値入高=売価−原価
※粗利とは違う。イコールになるのは全商品売れたとき。ロスが考慮されていない。
~◎利益ミックス
商品を売場構成比ごとに値入率を定め、合計の相乗比の合計から
値入をコントロールする。
***◎在庫
少な過ぎても多過ぎてもよくない。
在庫が多いことは作業量を増やし、商品の劣化にもつながるため
実質的な在庫原価を上げる要因となる。
⇒●ネットショップの商品回転日数は在庫数と作業量を考慮した上で、
現状で10日間を1サイクルとしている。
***◎仕入枠
仕入れをコントロールするためには仕入枠予算を定める必要がある。
売上は減少しているにも関わらず在庫が増えるという問題を避けるためにも
仕入枠管理は非常に重要。
⇒来月度の売上をある程度想定し、売上範囲内で仕入をコントロール。
仕入れ枠予算=売上予算+期末在庫予算−期首在庫
~◎値下げ
不良在庫はロスを最低限に抑えた範囲で現金化すること。
~◎減価償却費
設備経費などを何年かかけて積み立てとして経費計算すること。
~◎棚卸の目的
・ロス金額の算出 (あるべき在庫-実在庫)
・期間利益の算出
・原価在庫の確定
・商品評価
~◎店別営業実績の見方
交叉比率=在庫回転率×粗利率・・・約130が適正
※在庫回転率を上げるには売上を増やすか在庫を減らす
***労働分配率
労働分配率=人件費/粗利
現場至上主義
~◎決算について
回転差資金 20日締め 月末払い
例)10/21 → 12/31 70日間
11/20 40日間
平均55日間の間に仕入れた商品を利益に換える。
在庫としての粗利を所持すると、お金に換えていない分の
税金まで必要になるということに注意する事。
一般用語、業界用語(薬業界)
■A価、B価、C価
薬業界で使用される用語で、A価が標準小売価格、B価が小売店納入価格、C価が1次店納入価格となります。
◆ 計数・財務関連
http://www.navigate-inc.co.jp/training/program/ken01.html
ビジネス計数1 計数の基礎、損益の捉え方をマスターします。
ビジネス計数2 経営分析の基本を学び、数字から問題を発見する力を養います。
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**第1回 売場の計数
~◎売上を増やすには
売上=客数+客単価
売上をあげる項目
・客数、単価、買上点数、営業時間、アイテム数、回転率、売り場面積、店舗数、人員数・・・
1.客数を増やす ⇒ 販促効果 例)チラシ
2.客単価を上げる ⇒ 売場構成
Cf.イトーヨーカ堂は客単価を上げる方向にある
●店舗・・・客数を増やす事に特化せず、来店回数・買上点数を増やす。
●ネット・・・多くのお客様に多くの商品を買って頂く。
***◎売上原価
⇒商品が売るためになくなったものの値段(ロスも含む)
=「あったもの-増えたもの-残ったもの」で算出できる。
~◎値入れ
考慮するべき費用
・経費、棚卸ロス、設備費などの投資、時季外れなどによる値下げ
値入高=売価−原価
※粗利とは違う。イコールになるのは全商品売れたとき。ロスが考慮されていない。
~◎利益ミックス
商品を売場構成比ごとに値入率を定め、合計の相乗比の合計から
値入をコントロールする。
***◎在庫
少な過ぎても多過ぎてもよくない。
在庫が多いことは作業量を増やし、商品の劣化にもつながるため
実質的な在庫原価を上げる要因となる。
⇒●ネットショップの商品回転日数は在庫数と作業量を考慮した上で、
現状で10日間を1サイクルとしている。
***◎仕入枠
仕入れをコントロールするためには仕入枠予算を定める必要がある。
売上は減少しているにも関わらず在庫が増えるという問題を避けるためにも
仕入枠管理は非常に重要。
⇒来月度の売上をある程度想定し、売上範囲内で仕入をコントロール。
仕入れ枠予算=売上予算+期末在庫予算−期首在庫
~◎値下げ
不良在庫はロスを最低限に抑えた範囲で現金化すること。
~◎減価償却費
設備経費などを何年かかけて積み立てとして経費計算すること。
~◎棚卸の目的
・ロス金額の算出 (あるべき在庫-実在庫)
・期間利益の算出
・原価在庫の確定
・商品評価
~◎店別営業実績の見方
交叉比率=在庫回転率×粗利率・・・約130が適正
※在庫回転率を上げるには売上を増やすか在庫を減らす
***労働分配率
労働分配率=人件費/粗利
現場至上主義
~◎決算について
回転差資金 20日締め 月末払い
例)10/21 → 12/31 70日間
11/20 40日間
平均55日間の間に仕入れた商品を利益に換える。
在庫としての粗利を所持すると、お金に換えていない分の
税金まで必要になるということに注意する事。
Posted by 播磨のいぢ at 19:19│Comments(0)
│Eコマース・ネット事業