
2009年08月20日
ネットの功罪 アトピービジネスと口コミの威力について
インターネットが日本で普及しだして十数年・・・・
様々な功罪があったかと思う。
その一つは情報がいつでもどこでも、手軽に安価に手に入ること。
それは逆説的に真偽不明な情報の氾濫も意味している。
図書館にいかなくてもテレビや新聞に頼らなくても、世界中の真実めいた・怪しい情報を知りえる。
すでに自分ひとりで判断できるキャパを超えている・・・
学校や家庭では正しい情報の見分け方なんて教えてくれない。
先生だって、親だって知らないんだから。
そんな真偽不明の情報が飛び交うなかでは
口コミ情報というのは信頼に値すると思われている。
私自身、商品を購入する際の判断材料として
価格コムのレビューやアマゾンのレビュー、楽天市場の口コミ情報を参考にする。
いや口コミ情報に左右されているといっても過言ではない。
レビューの評価が高い順に商品を並び替えて
口コミ評価の高い商品をまず検討するような習性が身についてしまっている。
だからそこに悪意が介在されるとやっかい。
メーカーなのか、代理店なのか、小売店舗なのか、ライバル企業なのか・・・
サクラなのかやらせなのか、嫌がらせなのか。
その商品、サービスについての口コミ情報を操作しようとする存在は後を絶たない。
(私自身がその片棒を担いでいるとさえ思う)

一方で商品を購入し利用する消費者側からすれば
ネット上の評判を信じ、メーカーの広告を信じ、
商品のパッケージに記載されていることを信じるしかない。
なかには個人の主観による違い、趣味趣向の違いで当たり外れもあるだろう。
それであきらめられる場合もある。
しかし体に害があるものや、命の危険をともなうようなものは
口コミやウソの宣伝、判断のしようがない情報で混乱させられたくない。
そこは真偽を見極められる専門家がフィルターをかけて欲しいところ。
先日ニュースでアトピーに効く化粧品絡みで社長と社員が逮捕されていた。
社員が体験談を捏造し、ネット上の口コミサイトで顧客を増やしていったようだ。
化粧品だけじゃない。
先月はバイアグラ成分を含んだ健康食品も摘発されていたっけ。
真偽不明、判断不可能。
そこに売り手の思惑と買い手のニーズが交錯しているわけだけれども。
ネット上で情報を見分ける力がしっかりあれば、
こういった偽商品を買わずに済むのだろうか。
よく調べれば批判的な内容の情報もあるから大丈夫という人もいる。
冷静に判断すればどちらが正しいか見分けられるのだろうか?
いやどうだろう。
本当に困っているときは自分のなかで別次元の理論を構築して思考停止になってしまうのかも。
今回のような件は氷山の一角で本当はもっとたくさんの怪しげな情報と商品が飛び交っていると思う。
そのような状況で我々はどうすればよいのか。
情報を判断できるような知識を身に付ける?(どこでどうやって。ネットで?)
専門家に相談して判断を仰ぐ?(専門化が一人一人にきちんと対応してくれるのかどうか)
今後ますます自己責任という名目で自分で判断しなければならないことが多数あると思う。
そんな時、誰を信頼してどこに頼って相談すればいいのか。
自分で考え正しい判断ができることならいい。
でも健康のこととか医療のこととか住宅のこととか教育のこととか、
自分ひとりでは判断しきれないことはどうすればいい?
何を信じればいいのか。
本気で悩みます。

様々な功罪があったかと思う。
その一つは情報がいつでもどこでも、手軽に安価に手に入ること。
それは逆説的に真偽不明な情報の氾濫も意味している。
図書館にいかなくてもテレビや新聞に頼らなくても、世界中の真実めいた・怪しい情報を知りえる。
すでに自分ひとりで判断できるキャパを超えている・・・
学校や家庭では正しい情報の見分け方なんて教えてくれない。
先生だって、親だって知らないんだから。
そんな真偽不明の情報が飛び交うなかでは
口コミ情報というのは信頼に値すると思われている。
私自身、商品を購入する際の判断材料として
価格コムのレビューやアマゾンのレビュー、楽天市場の口コミ情報を参考にする。
いや口コミ情報に左右されているといっても過言ではない。
レビューの評価が高い順に商品を並び替えて
口コミ評価の高い商品をまず検討するような習性が身についてしまっている。
だからそこに悪意が介在されるとやっかい。
メーカーなのか、代理店なのか、小売店舗なのか、ライバル企業なのか・・・
サクラなのかやらせなのか、嫌がらせなのか。
その商品、サービスについての口コミ情報を操作しようとする存在は後を絶たない。
(私自身がその片棒を担いでいるとさえ思う)

一方で商品を購入し利用する消費者側からすれば
ネット上の評判を信じ、メーカーの広告を信じ、
商品のパッケージに記載されていることを信じるしかない。
なかには個人の主観による違い、趣味趣向の違いで当たり外れもあるだろう。
それであきらめられる場合もある。
しかし体に害があるものや、命の危険をともなうようなものは
口コミやウソの宣伝、判断のしようがない情報で混乱させられたくない。
そこは真偽を見極められる専門家がフィルターをかけて欲しいところ。
先日ニュースでアトピーに効く化粧品絡みで社長と社員が逮捕されていた。
社員が体験談を捏造し、ネット上の口コミサイトで顧客を増やしていったようだ。
化粧品だけじゃない。
先月はバイアグラ成分を含んだ健康食品も摘発されていたっけ。
真偽不明、判断不可能。
そこに売り手の思惑と買い手のニーズが交錯しているわけだけれども。
ネット上で情報を見分ける力がしっかりあれば、
こういった偽商品を買わずに済むのだろうか。
よく調べれば批判的な内容の情報もあるから大丈夫という人もいる。
冷静に判断すればどちらが正しいか見分けられるのだろうか?
いやどうだろう。
本当に困っているときは自分のなかで別次元の理論を構築して思考停止になってしまうのかも。
今回のような件は氷山の一角で本当はもっとたくさんの怪しげな情報と商品が飛び交っていると思う。
そのような状況で我々はどうすればよいのか。
情報を判断できるような知識を身に付ける?(どこでどうやって。ネットで?)
専門家に相談して判断を仰ぐ?(専門化が一人一人にきちんと対応してくれるのかどうか)
今後ますます自己責任という名目で自分で判断しなければならないことが多数あると思う。
そんな時、誰を信頼してどこに頼って相談すればいいのか。
自分で考え正しい判断ができることならいい。
でも健康のこととか医療のこととか住宅のこととか教育のこととか、
自分ひとりでは判断しきれないことはどうすればいい?
何を信じればいいのか。
本気で悩みます。

参考@
社員が「体験談」捏造か 「アトピー効果化粧品」事件
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200908190442.html
化粧品販売会社「ラバンナ」がアトピー性皮膚炎に効く化粧品と偽り、医薬品成分のステロイドを含むクリームを販売した薬事法違反事件
ステロイド成分を含む商品「NOATO(ノーアト)クリーム」
●アットコスメ口コミ情報
http://www.cosme.net/product/review/product_id/2927259/period/7
それでもまだ口コミを削除しますか?@コスメさん!!
@コスメはあくまでも参考に・・・というサイトなので何も悪くないと思います。
@コスメを批判されている方もいますが、本当に悪いのは「ラバンナ」ですよね?
@コスメでのクチコミで見つけていい商品なんだ!っと思って購入したのにネットのクチコミが信用出来ないなんて・・初めての出来事です。
@コスメでも今現在 クリーム部門で4位になってますし、まだ販売されてるショップさんもあるので、気をつけて
●参考
http://skinnext.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/o_4168.html
燃える皮膚科医のスキンケア・カフェ2: NOATO(ノーアト)クリーム続報
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090808ddlk18040658000c.html
化粧品無許可販売:懲役1年6月求め即日結審--地裁 /福井
無許可で保湿クリーム「ゆずりん」を販売したとして薬事法違反の罪に問われている鯖江市柳町2の化粧品製造販売会社「ピュアライン」
ステロイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステロイド (steroid) は、シクロペンタヒドロフェナントレンの誘導体の有機化合物の総称 。共通して、ステロイド核(シクロペンタノ-ペルヒドロフェナントレン核)と呼ばれる、3つのイス型六員環と1つの五員環がつながった構造を持っている。脂溶性の物質で、水には不溶。
ほとんどの生物が生体内でステロイドを合成し、ホルモン、ビタミンとともに重要な構成物質として利用している。細胞膜の構成に重要であるコレステロール、胆汁に含まれる胆汁酸などが代表的なステロイドである。また、性ホルモンやその他の副腎皮質ホルモン、昆虫の変態ホルモンなど、多様なホルモン作用をもつステロイドも多く、これらはステロイドホルモンと呼ばれる
社員が「体験談」捏造か 「アトピー効果化粧品」事件
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200908190442.html
化粧品販売会社「ラバンナ」がアトピー性皮膚炎に効く化粧品と偽り、医薬品成分のステロイドを含むクリームを販売した薬事法違反事件
ステロイド成分を含む商品「NOATO(ノーアト)クリーム」
●アットコスメ口コミ情報
http://www.cosme.net/product/review/product_id/2927259/period/7
それでもまだ口コミを削除しますか?@コスメさん!!
@コスメはあくまでも参考に・・・というサイトなので何も悪くないと思います。
@コスメを批判されている方もいますが、本当に悪いのは「ラバンナ」ですよね?
@コスメでのクチコミで見つけていい商品なんだ!っと思って購入したのにネットのクチコミが信用出来ないなんて・・初めての出来事です。
@コスメでも今現在 クリーム部門で4位になってますし、まだ販売されてるショップさんもあるので、気をつけて
●参考
http://skinnext.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/o_4168.html
燃える皮膚科医のスキンケア・カフェ2: NOATO(ノーアト)クリーム続報
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090808ddlk18040658000c.html
化粧品無許可販売:懲役1年6月求め即日結審--地裁 /福井
無許可で保湿クリーム「ゆずりん」を販売したとして薬事法違反の罪に問われている鯖江市柳町2の化粧品製造販売会社「ピュアライン」
ステロイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステロイド (steroid) は、シクロペンタヒドロフェナントレンの誘導体の有機化合物の総称 。共通して、ステロイド核(シクロペンタノ-ペルヒドロフェナントレン核)と呼ばれる、3つのイス型六員環と1つの五員環がつながった構造を持っている。脂溶性の物質で、水には不溶。
ほとんどの生物が生体内でステロイドを合成し、ホルモン、ビタミンとともに重要な構成物質として利用している。細胞膜の構成に重要であるコレステロール、胆汁に含まれる胆汁酸などが代表的なステロイドである。また、性ホルモンやその他の副腎皮質ホルモン、昆虫の変態ホルモンなど、多様なホルモン作用をもつステロイドも多く、これらはステロイドホルモンと呼ばれる
Posted by 播磨のいぢ at 10:41│Comments(0)
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