
2010年05月01日
ネット消費時代の新インフラ御三家 物流・決済・窓口
楽天市場、自社物流でネット通販即日配送体制構築のニュースを見て、
ネットビジネスのあり方が本当に変わりつつあると感じています。
一部の特殊なものから、当たり前にある「社会的インフラ」へと
変わっていく段階にあるのだと思います。
@参考記事
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100424
「ネット消費時代の新インフラ御三家」小口物流・決済・窓口拠点
勝ち組ネット通販の儲けのしくみ
ネットビジネスのあり方が本当に変わりつつあると感じています。
一部の特殊なものから、当たり前にある「社会的インフラ」へと
変わっていく段階にあるのだと思います。
@参考記事
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100424
「ネット消費時代の新インフラ御三家」小口物流・決済・窓口拠点

そこで、現在取り組もうと考えているのは
原点に帰って、店舗+ネット+宅配のビジネスモデルです。
実店舗の人材、在庫、拠点機能を活用し
スピードが早く、効率の高い、
コストの低いネットショップ運営を目指そうという考えです。
ホームページの作成、顧客対応窓口は本部が一括対応し
商品の発注、入庫、ピッキング、梱包、出荷業務は
店舗部門で対応する。
その人員は店舗スタッフが兼任する。
従来の店舗業務に必要な人員でネット通販の物流も対応するので
人件費はそのまま据え置き。
店舗の売上不足分をネットで補う考え。
しかしこの方法だと
各店舗で年商数億を目指すことはまず不可能。
せいぜい店舗売り上げの10~20%程度をカバーするにすぎない。
それでも店舗で売上20%アップを考えるよりも
ネットのチャンネルを組み入れてやる方が可能性は高いしリスクは低い。
そして売り上げ20%アップできる店舗が5拠点構築できれば
実店舗をもう1店オープンさせたと同等の売り上げアップが見込める?
実際、イオングループでは
マックスバリューもネットスーパー事業を本格稼働させ始めた。
スーパーはネットスーパーに
ドラッグスとはネットドラッグストアに
ホームセンターはネットホームセンターに
雑貨店はネット雑貨店に
リフォーム店はネットリフォーム店に・・・
既存事業の付加価値サービスとして
ネットと宅配を組み入れることは必須になるかもしれない。
ネット=ホームページはチラシとカタログの代わり。
宅配は店舗の代わり。
実店舗+ネット+宅配による高収益モデルを構築することが
商品自体で差別化できない小売業界の生き残り戦略だろう。
社会的インフラにまで成長し、整備されたネットと通販の仕組みを
生かしきった企業がより優位に立てることは間違いない。
Posted by 播磨のいぢ at 12:49│Comments(0)
│Eコマース・ネット事業