
2009年12月02日
クリック&モルタル2.0 販売以外の店舗価値についての考え
12/1のChikirinの日記 記事、非常に考え方として参考になりました。
クリック&モルタル2.0という感じで、
ネット販売をサポートするための実店舗という考え方のビジネスモデルが
成立するのかどうか、いろいろと考えてみたいと思います。

↓
2009-12-01 考)“販売以外”の店舗価値
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091201
(1)買い物の楽しみの提供
(2)ショールーム店舗
(3)フィッティング店舗
(4)非標準商品(サービス)へのアドバイザリー店舗
(5)バックヤードとしての店舗
(7)取り次ぎ店舗 “取り次ぎ代行業的店舗”
(8)自分がいく必要のある店舗
「実店舗での販売をサポートするネット」だったのが、
「ネット販売をサポートするための実店舗」になっていくっていうかね。
こちらも参考になります
↓
2009-11-29 街の風景が変わる
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091129
2009年11月26日、日経新聞の一面トップ記事の見出しは「JTB、国内200店閉鎖」だった。200店という数は全体の2割にあたるらしい。流行り言葉を借りれば「販売チャネルの組み替え」であり、旅行は「店舗の窓口で売る商品」から、「ネットで売る商品」に変わっていく。
クリック&モルタル2.0という感じで、
ネット販売をサポートするための実店舗という考え方のビジネスモデルが
成立するのかどうか、いろいろと考えてみたいと思います。

↓
2009-12-01 考)“販売以外”の店舗価値
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091201
(1)買い物の楽しみの提供
(2)ショールーム店舗
(3)フィッティング店舗
(4)非標準商品(サービス)へのアドバイザリー店舗
(5)バックヤードとしての店舗
(7)取り次ぎ店舗 “取り次ぎ代行業的店舗”
(8)自分がいく必要のある店舗
「実店舗での販売をサポートするネット」だったのが、
「ネット販売をサポートするための実店舗」になっていくっていうかね。
こちらも参考になります
↓
2009-11-29 街の風景が変わる
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091129
2009年11月26日、日経新聞の一面トップ記事の見出しは「JTB、国内200店閉鎖」だった。200店という数は全体の2割にあたるらしい。流行り言葉を借りれば「販売チャネルの組み替え」であり、旅行は「店舗の窓口で売る商品」から、「ネットで売る商品」に変わっていく。
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(1)買い物の楽しみの提供
これは一番分かりやすい実店舗のメリットだと思う。
ネット上では提供できない実際の商品を手で触って選ぶということもできるし、
店舗自体が娯楽施設的要素になっていると。
指摘されているポイントは収益はネット側であげるという点。
店舗での販売収益だけではなく、ネット上での販売収益が事業の成否を決める・・・
店舗で購買意欲を刺激された商品をネット上で販売するという手法も確実性が高そう。
ただし地方の田舎で、しかも多店舗化もしていないなら顧客接点が少ない可能性も。
※扱う商品にもよるのかも。
(2)ショールーム店舗
実店舗では商品のチェックだけして、ネット上で価格比較して購入とか。
家電やパソコンなんていうのは向いている。
テレビ通販商材も実店舗で展示だけして、販売はネットでとか。
太陽光発電の商材も店舗はショールームで販売はネットの方がいいとか。

(3)フィッティング店舗
ネット上で事前に予約しておいて、後から試着してよかったら購入ってすごい。
これなら購買成約率がかなり高くなりそう。
店舗ならではの付加価値サービスだ。
ただしそれ相応の粗利益がないと成立しないが。
中古ゴルフクラブショップで、ネット上で予約して商品を取り寄せてもらい、
後から最寄の店舗で試打させてもらって、気に入ったら購入というのはどうか。
趣味趣向で購入する商品やブランドものは向いているかもしれない。
ネットで調べて、店舗で試して、ネットで購入というパターンもあるかも。
(4)非標準商品(サービス)へのアドバイザリー店舗
個別対応サービスというのがキーポイントか。
病院の診断や歯医者なども定型はネット上で片付けてもらって
個別に相談したい場合は店舗でというのは無理か?
テレビ電話や画像等であらかたの診断をしてもらって対処方法を聞く。
問題がある場合は訪院して個別診断をしてもらうとか。
これなら待ち時間が減って楽だ。
(5)バックヤードとしての店舗
恐らくこれがネット販売+実店舗の現段階で実現可能な理想形か。
ネットスーパーそのものはまだまだ利益の出る事業だとは思えないけれども
買い物代行的要素を取り入れたり、閑散期の穴埋めとしては使えるかも。
ただイオンやヨーカドーがかなり力を入れているので
単純発想でのネットスーパー事業は儲かる道筋が見えない・・・
一工夫がいるだろう。
(ネットスーパー+処方箋調剤薬の配達とか、会員制システムとか)
既に長年のノウハウをもっているコープの共同購入システムも手ごわいし。
良さそうなのはやはり粗利益率の高い商材を扱っている小規模商店。
店舗の売上が1日に数件、ネットでの売上が1日に数十件という形ならイメージしやすい。
この場合はシステム構築や人件費を極限まで安く済ませないと利益がでる見込みなし。
しかし実店舗をもたないネットショップが今後も大量に発生してくることは確かだろう。
無店舗販売系ネットショップに対抗しうる方法を考え出せるかどうかが鍵だ。
バックヤードを自前で持っている実店舗+ネット販売ならではの販売方法やサービスを考え出したい。
※小規模商店向けの低価格、売上課金型のシステム一式を販売するビジネスも盛り上がる可能性が。(バックヤードとネット販売を一括管理できるシステムはまだ少ないしノウハウも大手にしかない。あるのは個人のヤフオク出品の延長)

(7)取り次ぎ店舗
取り次ぎ代行業的店舗、荷物受け取り代行というのは都心でなら成立しそうだけれども、
田舎立地でも成立するのか?
宅配サービスもあわせればOKなのか・・・
時計の電池交換は今ならホームセンターのサービスカウンターでやっているし、
靴の修理は靴の専門店がやってくれる?
今まで実店舗にいかないと受けられなかったサービスをネット上でまとめて受けて、店舗とのネットワークで処理するイメージ。
パソコンのトラブル対応やトイレの故障、
排水トラブルなど何でも屋の総合取次ぎをネットでというイメージだろうか。
どういう形でやれば利益が出るのかイメージがわかないが、問題はネットワークの構築だろう。

「実店舗での販売をサポートするネット」だったのが、
「ネット販売をサポートするための実店舗」になっていく
この発想は恐ろしい。
従来型の店舗運営をしている経営者はこの発想の逆転はできないだろう。
たぶん、こんな発想をしなくても当面は昨年対比80~90%くらいの売上は維持できるだろうし、他にもやっていける方法があるだろう。
しかしこれから事業を担っていこうと思う過去にしがらみのない経営者なら
実店舗+ネット販売ではなく、ネット販売+実店舗と順番を逆にしてみてはどうか。
そうであるなら、この100年に1度の不況期に
空き店舗、空きテナントたっぷりあるご時世、
自分が新規に店舗を構築するよりもはるかに安価にネット+店舗のスタイルを立ち上げることができるかもしれない。
************************************
@参考ブログ記事
http://www.twinspark.co.jp/weblog/hashimoto/2009/01/20-2.html
2009年1月20日 クリック&モルタル2.0
なぜ日本の流通大手は会社全体としての仮想店舗をつくりながら、店舗ごとに仮想サイトをつくらないのかということです。その方がマネジメント効率がいいように感じられるかもしれませんが、営業マーケティング的には店舗ごとに仮想店舗を構築してシナジー効果を追求するほうが売り上げの前年割れが防げるはずです。
http://www.insightnow.jp/article/4590
モスバーガーのモバイル戦略とユニメディア
消費者がレジで携帯電話をかざし、店員にクーポンを確認してもらう姿は見慣れた光景になっている。まさに「クリックとモルタルの融合」であり、インタラクティブなコミュニケーションの実現である。
(1)買い物の楽しみの提供
これは一番分かりやすい実店舗のメリットだと思う。
ネット上では提供できない実際の商品を手で触って選ぶということもできるし、
店舗自体が娯楽施設的要素になっていると。
指摘されているポイントは収益はネット側であげるという点。
店舗での販売収益だけではなく、ネット上での販売収益が事業の成否を決める・・・
店舗で購買意欲を刺激された商品をネット上で販売するという手法も確実性が高そう。
ただし地方の田舎で、しかも多店舗化もしていないなら顧客接点が少ない可能性も。
※扱う商品にもよるのかも。
(2)ショールーム店舗
実店舗では商品のチェックだけして、ネット上で価格比較して購入とか。
家電やパソコンなんていうのは向いている。
テレビ通販商材も実店舗で展示だけして、販売はネットでとか。
太陽光発電の商材も店舗はショールームで販売はネットの方がいいとか。

(3)フィッティング店舗
ネット上で事前に予約しておいて、後から試着してよかったら購入ってすごい。
これなら購買成約率がかなり高くなりそう。
店舗ならではの付加価値サービスだ。
ただしそれ相応の粗利益がないと成立しないが。
中古ゴルフクラブショップで、ネット上で予約して商品を取り寄せてもらい、
後から最寄の店舗で試打させてもらって、気に入ったら購入というのはどうか。
趣味趣向で購入する商品やブランドものは向いているかもしれない。
ネットで調べて、店舗で試して、ネットで購入というパターンもあるかも。
(4)非標準商品(サービス)へのアドバイザリー店舗
個別対応サービスというのがキーポイントか。
病院の診断や歯医者なども定型はネット上で片付けてもらって
個別に相談したい場合は店舗でというのは無理か?
テレビ電話や画像等であらかたの診断をしてもらって対処方法を聞く。
問題がある場合は訪院して個別診断をしてもらうとか。
これなら待ち時間が減って楽だ。
(5)バックヤードとしての店舗
恐らくこれがネット販売+実店舗の現段階で実現可能な理想形か。
ネットスーパーそのものはまだまだ利益の出る事業だとは思えないけれども
買い物代行的要素を取り入れたり、閑散期の穴埋めとしては使えるかも。
ただイオンやヨーカドーがかなり力を入れているので
単純発想でのネットスーパー事業は儲かる道筋が見えない・・・
一工夫がいるだろう。
(ネットスーパー+処方箋調剤薬の配達とか、会員制システムとか)
既に長年のノウハウをもっているコープの共同購入システムも手ごわいし。
良さそうなのはやはり粗利益率の高い商材を扱っている小規模商店。
店舗の売上が1日に数件、ネットでの売上が1日に数十件という形ならイメージしやすい。
この場合はシステム構築や人件費を極限まで安く済ませないと利益がでる見込みなし。
しかし実店舗をもたないネットショップが今後も大量に発生してくることは確かだろう。
無店舗販売系ネットショップに対抗しうる方法を考え出せるかどうかが鍵だ。
バックヤードを自前で持っている実店舗+ネット販売ならではの販売方法やサービスを考え出したい。
※小規模商店向けの低価格、売上課金型のシステム一式を販売するビジネスも盛り上がる可能性が。(バックヤードとネット販売を一括管理できるシステムはまだ少ないしノウハウも大手にしかない。あるのは個人のヤフオク出品の延長)

(7)取り次ぎ店舗
取り次ぎ代行業的店舗、荷物受け取り代行というのは都心でなら成立しそうだけれども、
田舎立地でも成立するのか?
宅配サービスもあわせればOKなのか・・・
時計の電池交換は今ならホームセンターのサービスカウンターでやっているし、
靴の修理は靴の専門店がやってくれる?
今まで実店舗にいかないと受けられなかったサービスをネット上でまとめて受けて、店舗とのネットワークで処理するイメージ。
パソコンのトラブル対応やトイレの故障、
排水トラブルなど何でも屋の総合取次ぎをネットでというイメージだろうか。
どういう形でやれば利益が出るのかイメージがわかないが、問題はネットワークの構築だろう。

「実店舗での販売をサポートするネット」だったのが、
「ネット販売をサポートするための実店舗」になっていく
この発想は恐ろしい。
従来型の店舗運営をしている経営者はこの発想の逆転はできないだろう。
たぶん、こんな発想をしなくても当面は昨年対比80~90%くらいの売上は維持できるだろうし、他にもやっていける方法があるだろう。
しかしこれから事業を担っていこうと思う過去にしがらみのない経営者なら
実店舗+ネット販売ではなく、ネット販売+実店舗と順番を逆にしてみてはどうか。
そうであるなら、この100年に1度の不況期に
空き店舗、空きテナントたっぷりあるご時世、
自分が新規に店舗を構築するよりもはるかに安価にネット+店舗のスタイルを立ち上げることができるかもしれない。
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@参考ブログ記事
http://www.twinspark.co.jp/weblog/hashimoto/2009/01/20-2.html
2009年1月20日 クリック&モルタル2.0
なぜ日本の流通大手は会社全体としての仮想店舗をつくりながら、店舗ごとに仮想サイトをつくらないのかということです。その方がマネジメント効率がいいように感じられるかもしれませんが、営業マーケティング的には店舗ごとに仮想店舗を構築してシナジー効果を追求するほうが売り上げの前年割れが防げるはずです。
http://www.insightnow.jp/article/4590
モスバーガーのモバイル戦略とユニメディア
消費者がレジで携帯電話をかざし、店員にクーポンを確認してもらう姿は見慣れた光景になっている。まさに「クリックとモルタルの融合」であり、インタラクティブなコミュニケーションの実現である。
Posted by 播磨のいぢ at 11:39│Comments(0)
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