播磨のいぢ

ＮＨＫスペシャル　2007年12月16日（日） 午後9時15分〜10時34分　総合テレビ
ワーキングプアIII　〜解決への道〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/071216.html
▽大きな反響を呼んだ「ワーキングプア」シリーズの第３弾。今回は、同じ問題に直面する世界の国々を取材し、いま日本に何が求められているのか、解決に向けた道筋を探る。




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今年はワーキングプア、ネットカフェ難民、二極化・・・などということばが多く聞かれた。
本日NHKスペシャルで放送していたワーキングプアIII　〜解決への道〜も切実な問題を映し出していた。

特にIT技術者の転落というコーナーがやるせなくて、痛々しかった。

近い将来の自分の姿がそこにいるような気が・・・

手取り15万円
1日10時間労働
ファーストフード店の店長
IT企業100社面接したが不採用・・・・

ワーキングプア仲間の壊れたパソコンを直すくらいしか技術を発揮できない・・・・

命にまで自己責任が求められる状況で、

一度落ちたら終わりだという。

それがこの国のやりかただと諦めるしかない。

努力すれば報われるor努力しても報われない世界。


近い将来の姿を重ねずにはいられない。
日本だって。
　
どこかで聴いたような言葉。
もはや宝くじに当たるか、裕福な家に生まれるしかない・・・・

　
原因は市場原理主義を推し進めすぎたツケだという。

リスクを社会全体でカバーせずに、一部にだけツケを押し付けるやり方が破綻したのだ。

貧しい人は奈落の底に落ちていくしかない。

ごく一部の富裕層だけがすべてを独り占めする・・・


負の連鎖を止めるキーワードは、家族と地域と社会の支え。

そこで支えられた人間がこんどは社会の一員として、地域の人間・家族の人間を守り・支える。

希望を失わずにどこまでやっていけるだろうか。

社会とのつながり、家族とのつながり、人とのつながりが感じられなくなって
自分のやっていることが誰かの何かの役に立っているという実感が感じれなくなって
自分の居場所がないという不安感にさいなまれて
生まれてこなきゃよかった、なんて思ってしまったり

考えると、仕事って、働くって、
単にお金を稼ぐだけの手段じゃない側面があるかもしれない。

あるいは仕事に対する自分の姿勢が問われているのか。

お金を稼ぐために我慢していると感じるのか
やりがいをもって意欲をもって取り組むのか

役に立っていると感じたり
逆に他人に対して役に立っているんだよって、感謝を口にしたり・・・

人とのつながりに対して思う気持ちは
なぜだか、全部失ってから初めて気付く。

人間が人間らしく生きていくために　
働くってことがどれほど意味を持っていたのかも。


ずっとひとりきりでいきていくことはできない

ひるがえって自分自身はどうなのか。

どでかい問題のど真ん中だ。

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過去ニュース：
2006年7月23日（日）午後9時〜10時14分　NHKスペシャル　総合テレビ
ワーキングプア　〜働いても働いても豊かになれない〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html

2007年06月13日　日雇いバイト　と人材派遣がネットカフェ難民を生んでいる？
http://lohas.tenkomori.tv/e8455.html

2007年06月12日　働くことがイヤな人のための本　＜働きたくないわけじゃないけど
http://lohas.tenkomori.tv/e8406.html

2007年06月01日　ネットカフェ難民 って？　格差社会の典型なのか？
http://lohas.tenkomori.tv/e7930.html

2007年05月28日　ネットに居場所求めるネット依存？　＜ネット 居場所 子ども
http://lohas.tenkomori.tv/e7628.html

2007年12月16日　他人事じゃない＠ＮＨＫスペシャル「ワーキングプア」
http://lohas.tenkomori.tv/e24691.html

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ワーキングプア 　

百科事典で調べると、、、

ワーキング プア（working poor）は、正社員並みにフルタイムで働いても（またはその意思があっても）生活保護の支給額にも満たない収入しか得られない就業者のこと。余剰収入がないので必然的に貯蓄などは出来なくなる。直訳では「働く貧者」だが、働く貧困層と解釈される。発展途上国などで見られる典型的な貧困層とは異なり、資本主義の先進国で見られる新しい種類の貧困として近年問題視されている。